2012年08月25日
トリーター:佐野

仔ザメたちの旅立ち


以前の日誌(6月 27日分)でツマグロの赤ちゃんが産まれたことを報告いたしました。
“えのすい”では展示できる水槽がなかったため、みなさんの目に触れることはありませんでしたが、バックヤードですくすくと成長し、先日、北海道の水族館へと旅立ちました。
水族館同士で生き物を交換することで、お互いの展示をより充実させます。

今週の水曜日の朝 8時頃、業者の人がやってきて、破けないよう、3重のビニール袋に子ザメをパッキングしました。
子ザメたちともお別れです。
この後、子ザメたちは空港に向かい、飛行機で北の大地へまっしぐら。
着いた先では向こうの水族館の方が空港で待っていてくれて、そのまま水族館へまっしぐら。
夕方ごろ、向こうの水族館の人から連絡があり、水族館の水槽で無事泳いでいるとのことでした。
一安心です。

今の“えのすい”では 2尾の魅力を伝えられないので、他の水族館で面倒見てもらう方が良いのは間違いありません。
とはいえ空っぽになった予備水槽を見ると、ちょっとさみしい・・・と思ってしまう飼育係です。
生後数日で、イカナゴを自力で食べ始め、手のかからない子たちでした。
北海道でも元気でね。

元気でね!元気でね!

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