2013年02月11日
トリーター:倉形

海の軟体動物(烏賊・蛸)


イカ・タコは、私たち日本人に馴染み深い生物のひとつでありますよね。
食べて良し!観察しても楽しく、神話なども多い魅惑の生物・・・。

このイカ・タコは、軟体動物門・頭足綱に分類され、さらにイカは十腕目タコは八腕目に分かれます。
体の構造は、3つの部位『胴・頭・腕』から構成され、軟体動物の中でもイカ・タコは、眼(脊椎動物と同様の構造を持つ)や神経系、筋肉が特に発達し運動能力に優れています。

今、当館ではイカ 2種類とタコ 3種類を展示していて、イカは旬の水槽に「カミナリイカ」と「コウイカ」。タコは旬の水槽隣に「イイダコ」、冷たい海・暖かい海ゾーンに「ミズダコ」、タッチプールに「マダコ」がいます。
この中で触ることができるのは唯一「マダコ」だけですが・・・。

お客さまがタッチプールで実際触っているようすを見ていると、本当は触ってみたいがなかなか勇気が出ずモジモジしている人や、おっかなびっくり触ってクセになり何度も触る人などなどさまざまです。
その中で、初めて触ったお客さまが発する第一声が、
『わっ・・・、吸盤がくっ付いたぁ・・・』
です。
生きているのだから当たり前だと思われる方が多いと思いますが、何度も触っている私たちでさえもタコが触れてくる瞬間が見えない状況(タコを飼育している水槽の構造上)で吸盤がくっ付くと反射的に出てくる素直な言葉であります。

みなさんの中で、まだ生きたタコに触ったことが無い方は・・・、“えのすい”のタッチプールでぜひ一度体感されて見ては如何でしょう!?
その他タッチプールでは、サメも 3種類触ることができます。
サメの種類名については、来場されてからのお楽しみということにしておきしましょう!!

触れるマダコ触れるマダコ

タッチプール

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