2013年05月05日
トリーター:植田

そうだ!潮干狩りに行こう!


今年のゴールデンウイークは日本の広い範囲で晴天に恵まれ、お出かけ日和の日が続いています。
こんな日は自然に触れるレジャーもいいですね。
ということで、家族みんなで潮干狩りに出かけようと思い立って、すぐ行動という方も多いかもしれません。
きょうは天気もいいし、風もそんなに強く吹いていないし、海辺で遊ぶには絶好だと思われる方も多いでしょう。
でもちょっと待ってください!
「潮は大丈夫?」

そうです、潮のことを忘れてはいけません。
以前何度かこのページでもお話ししましたが、海岸で活動する時はお天気だけでなく潮のことにも十分注意が必要です。

「潮って?」

潮の満ち引きのことです。
海と陸の境界、つまり海岸線は大体 1日に 2回陸側に攻めてきたり、沖に退いたりを繰り返しています。
潮干狩りをするのは、海岸線が沖に退く時間帯にしかできません。
特に、月に 2回 満月の時期と新月の時期には、その潮の満ち引きの幅がとても大きくなります。
これを大潮といいますね。
この時期の海岸線が沖に退いている間は、干上がった場所がとても広くなります。
そのタイミングにそこへ行けばしっかり潮干狩りができるというわけです。
「じゃーそれはいつなの?」
今月は丁度土曜から日曜日、日付でいえば、5月 11~ 12日、5月 25~ 26日の週末が大潮になります。
これらの日のお昼前( 10時頃)からお昼過ぎにかけてが最も引いている時間帯です。
潮干狩りで頑張って、その後は海辺でランチ、とってもすがすがしい気分になれること請け合いです。

5月のテーマ水槽「春のレジャーといえば潮干狩り~干潟の生き物に会いに行こう~」5月のテーマ水槽「春のレジャーといえば潮干狩り~干潟の生き物に会いに行こう~」

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