2013年05月19日
トリーター:天辻

動物のお医者さん


みなさま初めまして、新人トリーターの天辻弾です!
記念すべき 1回目の日誌では「水族館のお仕事」について書きたいと思います。

様々な人が働いている水族館。
飼育、物販、飲食、警備などなどありますが、僕の仕事は少し変わっています。

何か?というと、、、、、

「獣医師」
つまり「動物のお医者さん」として、働いています。

イルカやアシカや魚も、生きていればもちろん病気になります。
しかし、犬や猫のように近くの動物病院に、、、というわけにはいきません。
と言うわけで、全国各地の水族館や動物園にはそれぞれ専属の獣医師が働いています。
現在“えのすい”には僕を含め 2人の獣医師が働いています。
もう 1人のベテランの獣医師はなんと、僕がこの世に生まれた時から“えのすい”でお仕事をされているんです!
何か縁を感じている一方で、何年も一人で動物たちを支えてこられたことに尊敬しながら日々勉強させてもらっています。

もう一つ、獣医師という仕事で最も大変だと思うことがあります。
それは、「言葉が通じない」ということです。
人間の医者であれば「お腹が痛い、吐き気がする、足が痛い」と病状を本人から聞くことができますが、動物はそうはいきません。
そこで大事になってくるのがトリーター(犬や猫でいえば飼い主)です。
毎日ともに過ごしているトリーターの証言、また毎日おこなっている検温やトレーニングがとても重要になってくるのです。
本当にトリーター様様で、僕らだけでは治療も何もできないのです。

長々とまとまりのない文章を書いてしまいましたが、こんな仕事もあるんだなとみなさまの心に留めてもらえるとうれしいです!

次回も楽しみにしていてください!

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