2013年10月21日
トリーター:高田

カレイの仲間です。

マツカワマツカワ

きょうはマツカワを紹介します。
マツカワはカレイの仲間で、うろこが堅くざらざらしている感じが松の木の表面に似ていることからこの様な名前が付きました。
名前の似た魚にマツカサウオ(キンメダイの仲間)がいますが分類が違います。
関東以北の冷たい海の砂泥に棲んでいます。カレイの仲間では比較的大形で全長 50cmにもなります。背びれ・尻びれ・尾びれには等間隔に黒いしま模様が付いているので他の種類との見分けが付きます。

冷たい海、暖かい海ゾーンには、全長 40~ 50cmのマツカワを 3匹展示しています。
普段は砂の中に姿を隠していますが、給餌の時は、水面まで上って来て餌のイワシ、アジを丸のみにし一回に 5~ 6匹も食べています。それでもまだ餌が少ないと水面から顔を出し前後に大きく振りパャパャと水を飛ばし餌を要求する行動をして来ます。

砂に隠れて居ることが多いですが全身を隠して居ない時もあります。その時は、大きさが分かりますのでぜひ大きなカレイをご覧ください。

太平洋

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