2015年02月11日
トリーター:冨永

キンメダイがやって来た!

キンメダイキンメダイ

みなさんこんにちは!
きょうは、“えのすい”初展示となる「キンメダイ」をご紹介します!

キンメダイ、みなさん一度は聞いたことかある魚ではないでしょうか?でも、泳いでるところはあまり見たことがないのでは!
キンメダイは、体が赤く、その名の通り目が金色をしています。そして、水深 200mより深いところにすんでいる深海魚でもあります。
このキンメダイ、どのように“えのすい”にやってきたかというと、釣りが得意なえのすいトリーターが自ら船に乗って採集してきました!
この冬一番の寒波といわれた日に採集に出かけ、波も高く、かなり過酷な採集だったようです・・
詳しくは、実際に行ってきたトリーターに今度詳しくお話ししてもらうとしましょう!

キンメダイを含め、深海魚の採集はこの寒い冬の時期がチャンスです。
その理由は、大きく二つあります。

① 表層が冷たい!
深海魚は、深くて水の冷たいところにすんでいます。でも、暖かい時期だと、表層の水温も高く浅いところに上がってきただけで弱ってしまいます。でも、この寒い時期なら表層もとても冷たいのでダメージが少ないのです!
② 輸送に最適!
採集の多くはトラックで出かけて、急いで水族館に帰ってきます。でも、どんなに急いでも、外の気温が暖かいと輸送している水の温度も上がってしまいます。しかし、外がとっても寒いこの時期なら、輸送中に水温が急激に上がることは少ないです!

まだまだ、寒い日が続いていますね。でも、寒いということはまだまだ採集のチャンスということ!
みなさん、楽しみにしていてくださいね!

関連日誌
[2015/ 02/ 10 湯河原 キンメダイ乗船採集]
[2015/ 01/ 31 キンメダイ予告]

太平洋

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