「ノコギリザメ」に乗っている「ユメカサゴ」(2匹は珍しい!)毎朝、展示飼育スタッフの業務として「朝の見回り」があります。
これは、動物の状態を把握するためにとても重要なことですが、同時に普段見れないさまざまな行動も確認をすることができます。
中には「なにやってんの?」と思わず笑ってしまうような状態になっていることもあります。
上の写真もそうです。
ノコギリザメの上にユメカサゴが乗っていますが、今回は「なんと 2匹も・・」思わず写真を撮ってしまいました。(笑)
乗っている方はともかく、乗られているノコギリザメは何を思っているのでしょうか?
逃げることも無く・・・。
担当者に確認をしたのですが、カサゴは比較的高い所が好きなのだそうです。
そういわれてみれば、この水槽、岩なども無く、唯一高い所といえば、サメの背中??
この水槽は、相模湾大水槽とクラゲファンタジーホールの間にあります。
いつも見られる訳ではありませんが、見れたらラッキー☆☆
さあ、見回りをしながら無意識のうちに「乗る」をテーマにしている自分がいます。
次の「乗る」といえば・・
すぐに見つかりました!
定番の「クチバシカジカ」です。
岩の上をヒレを使って器用に“歩きます”魚なのに・・・
岩の上に乗る「クチバシカジカ」
この水槽には、乗っかる為の岩があります。
体調は 8cmほどの小さな魚ですが、日本では三陸沖でしか見られないそうです。
くちばし状の口ですから、当館ではコマセという小さなエビの仲間を餌として与えています。
調べてみたら、この魚、宮城県南三陸町の観光キャラクターに起用されているそうです。(見てみたい!)
オオカミウオの水槽に特別ケースを設けて展示しています。(岩の上に乗っている姿はいつでも見れますよ!)
さあ、ウミガメの浜辺まで来ました。
ムム!
乗っているというより、登ってる?
アオウミガメの「クロ」と「No.3」
登って来る定番の「クロ」と、最近良く登る「No.3」です。子ガメにはまだ名前が無く、番号で呼んでいます。
これは、「No. 3」が登っていたところに右側から「クロ」が登って来て、「No.3」の周りをグルッと回ってUターンしてプールに戻って行きました。意味不明な「クロ」の行動ですが、何かを求めていたのでしょうか??
さあ、今朝は非常に天気が良く空は澄み渡り、だいぶ雪をかぶった富士山もばっちり見えましたが、なにせ「風が強かった」です。
今朝の湘南海岸と富士山
海には白波が立ち、海岸の砂もだいぶ館内に飛んできましたが、「いよいよ冬になって来たな~」という感じです。でも同時に館内やプールの砂掃除も増えてくる季節でもあります。空気は澄み、景色はきれいになるのですが・・・。