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えのすいトリーター日誌

2016.06.27 トリーター:伊藤

2016/06/27 裏方の“梅雨”生物

オキナワウスカワマイマイ
オキナワウスカワマイマイ

まだまだ梅雨真っ只中ですね。私は雨自体は結構好きなのですが、朝夕の通勤時のジメジメした駅の混雑、道行く車の多さ(駅までの家族送り迎え?)が苦手ですね。

さて、当館では「雨の日限定企画 雨が降ったら“えのすい”へ行こう!」や「海月の宇宙(そら)~あじさい~」など梅雨にちなんだ企画が行われ、展示でもカエルにちなんだ魚や、カエルそのものがお目見えしています。これらのいくつかはあと数日で終了となります。もう楽しんで頂けましたでしょうか。

ここで、まったく展示にも企画にも絡んでいない、しかし梅雨と言えばコイツらだろう! というものを紹介します。
でんでんむしことカタツムリです。
現在バックヤードで4種類ほど飼育しており、うち2種類は順調に繁殖しています。

オキナワウスカワマイマイ
昨年の春に、足立トリーターが沖縄出張で採集してきてくれたものです。
沖縄ではもっとも身近な在来のカタツムリで、食用にもなるようです(私はまだ食べたことがありません)。小さくコロコロとした貝殻、クリーム色を基調とした上品な佇まいが魅力です。
10個体の採集個体が昨年、今年と産卵し、昨年生まれの子個体の一部はだいぶ大きくなっていますので、そろそろ孫の顔が見られるのでは?と少し期待しています。

アジアベッコウ
だと思われます。2012年の春に、航海調査の帰りに寄った石垣島で採取し、同年6月のテーマ水槽で展示しました。
外来種とされ、人里に近い畑の脇にある段ボールや野菜くずによく見られます。宝石のような美しい貝殻の質感もポイントですが、何より驚くのはそのスピーディーな動きで「でんでんむし=のろま」のイメージを払うに十分です。展示終了後も継続して繁殖させています。
寿命がどうやら1年で、子が育つころには親はだいぶ減ってしまう、の繰り返しで、もう飼育下4~5世くらいでしょうか。陸貝の飼育ではいかにジメジメさせつつ清潔を保つのかが大切なのですが、本種は強健で殖やしやすいです。


アジアベッコウ

いずれも、館内に適した展示場所がないので、いましばらくはバックヤード専属となりそうです。

在来のカタツムリ、少なくとも私の周りではめっきり減っています。
小学生の時分は通学路のブロック塀にミスジマイマイやウスカワマイマイがたくさんいて、よく飼育したものです。その一方で外来カタツムリの帰化が日本各地で問題になっています。貝の学会に行くと、毎年それ関係の話を聞きます。
減った生き物を殖やす、逆に増えた外来種を減らす、といったことに如何に関わるべきか、年を追うごとに私の考え方も変わり続けています。少なくとも飼育や野外観察を続けつつ、その時の考え方に合わせて、貝でありながら陸にすむ、これら珍奇な生命体に注目していたいです。


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