冬の相模湾では高級魚のキンメダイ釣りが最盛期。
水深 200m~ 800mの深海に生息しているキンメダイを求めて、真冬の厳しい海へと釣り人たちは繰り出して行きます。
相模湾では、三浦半島先端の城ケ島沖や真鶴半島周辺、初島沖などが釣りのポイントとして知られています。
“えのすい”では、2015年の冬からキンメダイ展示に取り組んできました。
湯河原福浦港の釣り船「天恵丸」さんに協力しいていただき、初島沖でキンメダイの釣り採集を実施。
2015年 2月にキンメダイを初展示することができました。
2017年 2月まで実施した採集のようすは、採集日誌で詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
[ 2015/ 02/ 10 湯河原 キンメダイ乗船採集 キンメダイ採集日誌/岩崎 ]
[ 2016/ 02/ 26 湯河原 キンメダイ乗船採集 採集日誌/北嶋 ]
[ 2017/ 02/ 14 初島沖 キンメダイ乗船採集 キンメダイ採集/岩崎 ]
2月の初島沖は、季節風の影響で荒れた海況の日が多く、最初の 2年間はかなりの苦戦を強いられました。
昨年は海況に恵まれ、3年目にして初めて目標採集数を確保することができました。
現在相模湾ゾーン最後の水槽に、タカアシガニやツボダイなどといっしょに展示しています。
赤い体に大きな目、中性浮力を保ってゆったり漂うように泳ぐその姿をお楽しみください。