展示一覧
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みなさまこんにちは。
3月14日より、“川魚のジャンプ水槽”は華やかな雰囲気に模様替えしています。
レイアウトだけですと何なので、桜にちなんだ生き物をいくつか追加で展示してみました。
併設の小さな水槽でサクラマスの稚魚を展示しました。
こんなに小さな個体を飼育するのは初めてで、結構ドキドキしています。今のところ、小さな虫などをよく食べています。状態によっては別の魚と交代するかもなので、お早目にどうぞ。
さて、ここからは妄想も交えたマニアックなお話になります。
相模湾ゾーンでマスを展示するにあたって、マスについて調べていました。私自身マスについて明るくないので、知り合いのマス研究者に問い合わせたり、関連の論文を当たったりしてみたところ…。
その1.相模湾にサクラマスはいるの?
サクラマスには海に下って巨大に育つ「サクラマスと呼ばれるもの」と、川に留まる小型の「ヤマメと呼ばれるもの」とがいます。
ヤマメは相模湾にそそぐいくつかの川に自然分布する在来種です。西湘あたりを境に、西側は亜種のアマゴ(サツキマスの川にとどまるタイプ)に切り替わっていきます。
では、海で暮らす「サクラマスと呼ぶサクラマス」はどうでしょう。
まず、15年くらい前に、江の島の地先で漁獲されており、崎山トリーターが撮影した写真がありました。
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