2019年01月17日
トリーター:樋口

いろんな質感ダンゴウオ

みなさんこんにちは。
寒さも厳しくなってきましたね。

新年初のトリーター日誌です。
今年も生き物たちをよろしくお願い致します。
こたつを出してからというもの寝落ち率がグンとアップしてしまい、大晦日も寝落ちて年越しを実感できないまま、起きたら早朝でした。
寝落ちを防ぐためにこたつを廃棄したというK先輩トリーターを見習いたいものです。

さて、今年も冬の風物詩、ダンゴウオを展示しています。
今ならなんと、フウセンウオ、ホテイウオ、ダンゴウオのダンゴ 3兄弟が“えのすい”でご覧いただけます! ダンゴファンの方はぜひ。

きょうは当直でじっくり水槽を見る時間がありましたので、ダンゴウオの質感を紹介します。
魚は種類によってある程度質感といいますか、色や見た目が決まっているものですが中には個体によって大きく違いのある種類もいます。

ダンゴウオも個体によって異なります。
何匹か紹介しますね。


体表が滑らかでつるっとしていたり


ゴツゴツと岩肌ぽかったり


色と艶消しなイボイボ感が爬虫類ぽかったり




背景の擬岩に似ていたり

いろんなダンゴウオを展示しています。

今はオスメスが一緒に展示されていて、オス同士が威嚇していたり、メスをなんとなく誘うような行動もタイミングによっては観察することができます。
ちなみにオスとメスの簡単な見分け方は背びれの形です。王冠のように大きな背びれを乗っているのがオスです。比較的オスは緑やオレンジ、赤など鮮やかな個体が多く、メスは茶色がかったピンクで地味な個体が多いです。

個体差が大きいダンゴウオですので、ぜひみなさんお気に入りのダンゴウオを見つけてみてくださいね。

相模湾ゾーン

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