みなさんこんにちは!
現在えのすいのペンギンたちは、産卵のシーズンを迎えています。
ショー中お客さまに、抱卵しているペンギンたちをご紹介したり、「あのペンギンはこないだ卵を産んだばかりなんですよ」と解説したりすると、「へぇ!!」と、とても興味を持っていただけます。よく「雛はいつ生まれるんですか?」といった質問も頂きますが、必ずしも雛が生まれるとは限りません。無精卵だった場合は何も出てきません。そのまま放っておくと、卵が腐敗して爆発したりすることもあります。何回か爆発した卵を見たことがありますが、とても臭いです。中身は腐敗が進んでいて、言葉では表現できないほどのニオイです。
無精卵の中身はみなさんが普段食べている卵と同じです。この黄身の色には時々個体差があり、黄身の色は与える餌によって変わるようですが、ペンギンたちが食べている餌にはそれほど個体差はありません。ですので何か他にも理由があるかもしれません。何かまた発見があったら、お知らせします!!
ちなみに、有精卵か無精卵かは、産卵後約2週間ほど経ったころに、暗闇で卵にライトを当てて検卵をします。そうすると卵の中が透けて見え、有精か無精かが分かります。
↓無精卵は回転すると中の黄身が一緒に動きます。
(卵には産んだ日付と卵重、何回目の産卵で何個目の卵なのかを書いておきます。)