前回のトリーター日誌に「ミナミアメリカオットセイ」のお話を載せたのですが、今回も同じく「ミナミアメリカオットセイ」のお話。
先日、ショースタジアムにある屋内の獣舎の掃除をしていました。アシカたちはみんな、扉を開けると部屋から出てきて、掃除が終わるまで各々思うように過ごしています。
ところが、ミナミアメリカオットセイの「ルシア」の部屋の扉を開けても、寝ていて一向に出てきません。仕方がないので、他の部屋を先に掃除をしました。
そろそろ起きているであろうと思いながら部屋を覗くと、まだ寝ている・・・。
「「ルシア」、起きて~」と声をかけるもピクリとも動きません。ここまで起きないならそのまま掃除するしかないと、「ルシア」が寝ている周りをホースで水を流しながら掃除をしていきました。
「ルシア」はようやくモソモソと動き始めました。よかったと思ったのも束の間・・・「ルシア」は部屋の奥へと進み、大きなため息をついてから再び寝始める。「えぇ、そこで寝ないで~掃除できないよ」と声をかけてみましたが、伝わるわけもなく寝ています。
最終的には、寝ている横にあった大きなプールも動かして掃除をし始めたところで、ようやく起きました。
寝るのが大好きなルシアですが、ここまで起きてこないことは珍しい。ちょっと体調が悪いのかと心配しましたが、本人はいたって問題なく、その後は他の子たちと楽しそうに遊んでいました。よかった~(^^)
[ 2019/09/12 仲が良いと寝相も似るのか? ]