現在、新江ノ島水族館は休館中なのですが、動物たちはみな元気に過ごしています。
が、お客さまのいない館内が続き、多少の変化がみられる動物たちも実はいるのです。
まず、チゴガニやオサガ二がいる干潟水槽(写真 上)。
おか場の上ではチゴガニがダンスをしたり、はさみで泥の上の小さな食べ物をついばんでいるのですが、ここ最近、やたらに警戒心が強くなり、近づくと一斉に巣穴に飛び込んでしまうのです。
以前ならのぞき込んでも平気な顔をしていたのですが、まるで自然のフィールドで見るカニたちの動きそのものです。
シリヤケイカも変化がありました。
館内通路を歩いてシリヤケイカの水槽の前を通ると、顔色を変えて逃げてしまいます。
イカは瞬時に体色を変化させます。しかも両方の眼をこちらに向け、イカ的な正面をこちらに向けて顔色も変えれば、目も白黒させるので大変面白いのです。