2020年07月03日
トリーター:今井

7月のテーマ水槽「珍しい金魚と江の島散歩」が始まりました!

この季節、巷では金魚がさまざまな展示方法で鑑賞されています。遠目で一尾一尾を花びらのように見立てた花吹雪のような展示もよく見かけるようになりましたね。
今回の金魚展示は、江の島界隈の見どころに合わせた姿形の、金魚がご案内するストーリーになっています。近目でご案内役の金魚をじっくりご覧いただきたいのです。そしたら金魚に興味のある方ほど、「あれ?」と思って「初めて見た!」と驚かれるかも知れません。そんな特徴を持った品種が集まっています!

それでは、一部ご紹介しますね!
まずは“えのすい”で展示している JAMSTECの有人潜水調査船で、機械遺産の「しんかい2000」をご案内する(出目)スイホウガン(シャークフィンタイプ)。コミカルな姿形が潜水艇に似ていませんか?


そして、今回の目玉が「ドラゴンスケールオランダ」です。ほんの数週間前に上海から輸入された最新品種なんです。
これを当初、写真で紹介して下さったのが、大阪の老舗熱帯魚店トロピカルフィッシュ佐野さんでした。大きな鱗が渋く青光りした、何ともミステリアスな魅力が伝わってきて、思わず発注のお願いをしちゃいました!
時期的にギリギリでしたが、「“えのすい”を通して金魚の魅力が伝われば!」と、面倒な手続きを粛々とこなして輸入に成功! 何とか展示に間に合わせていただき、本当にありがとうございました!


ちなみにこのお店でご紹介いただいて、今回展示に至らなかったものには


写真・トロピカルフィッシュ佐野

こんなのもいて、もう想定外って感じです!
乞うご期待!

テーマ水槽

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