2021年03月15日
トリーター:水村

「ユメ」と「ホワイト」、親になる。

現在、私はクラゲの担当をしていますが、その前はペンギンを担当していました。
そこで今日は、以前担当をしていたフンボルトペンギン、「ユメ」と「ホワイト」のペアの話をします。

この2羽、仲が良い時、悪い時はよくありました。
「ユメ」は来るもの拒まず、さっぱりとしてベタベタしないタイプの性格で、「ホワイト」は他のペンギンには気が強いのに、「ユメ」相手には、やや控えめ。若干「ユメ」にビビっているようすもありました。
この2羽がペアになって「ユメ」が産卵して2羽でちゃんと子育てができるのだろうかと、ずっと心配していました。

クラゲ担当になってしばらくすると「ユメ」が産卵し、卵から無事に雛が出てきたと教えてもらい、ストレスがかからないよう、そっと見にいきました。
ペンギンは交代で子育てをするのですが、私が見に行った時は「ユメ」も「ホワイト」も巣箱の中にいました。
ずっと一緒にいるそうです。可愛い!
2羽の間に、雛のモフモフの背中が見えました。
仲がいいのかと思いきや、夫婦喧嘩をよくしているという話。
相変わらず、変わっていませんでした(笑)それもまた嬉しい私。

そんな2羽の雛が大きくなって、先日、3羽で一緒にいるところを見かけたので、その時の写真をお見せします(1枚しかなくてすみません)。

ピンクのタグを付けているのが「ユメ」、その横にいるのが雛です。
雛といっても親ともう大きさは変わりません。
さて、「ホワイト」はというと・・・
プールでバシャバシャと自由に泳いでいました!
雛も、泳げるようになったということなので、大きなメインプールで泳ぐ前に、小さめのプールで練習です。
この2羽が親になって、子育てをしている姿を見て、ほんわかしました☆

ペンギン・アザラシ

RSS