2021年04月17日
トリーター:鈴木

担当が変わりました

カピバラ「ココロ」カピバラ「ココロ」

みなさんこんにちは、鈴木です。
本日は私事で恐縮ですが、自身の近況報告です。
4月から担当が変わり、深海や相模湾ゾーンの沿岸水槽、太平洋の冷たい海の担当から、相模湾大水槽からシラスまでの水槽やカピバラなどの担当になりました。
さて、魚類に関しては種類が変わるだけなので特に大きな問題はないのですが、哺乳類が加わったことで、毎日奮闘しております。。
覚えている方がいるか分かりませんが、実は私は過去に4年ほど海獣類担当として、イルカやアシカのトレーニングをしていた時期があります。
もちろんイルカショーの「きずな/Kizuna」にも出ておりました・・(その時はさぞかしキラキラしていたことでしょうね(笑))。
なので、多少は哺乳類に対する知識経験はあるんです。

カピバラの給餌やトレーニングなどをしていると、自然とその時の記憶が蘇り自然と動物に声をかけ、動ける自分がおり、少し感動すると同時に、あの頃感じた高い壁を思い出し、日々奮闘している、といった状況です。
でも、やっぱり哺乳類も良いですね。イルカやアシカほどではありませんが、意志が通じる感覚は懐かしいです。可愛いですね。
長らく深海や冷たい海の生物担当などをしており、暗く冷たいところにいたので、哺乳類のぬくもりがより暖かく感じますね(笑)。

仲間のトリーターからは違和感の目で見られておりますが、個人的にはとても楽しくやらせていただいております。今は、少し臆病な「ココロ」が日々を落ち着いて生活できるよう、さまざまな刺激に慣らすトレーニングをおこなっています。
もし私が「ココロ」のトレーニングをやっている所を見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。

やや話は逸れますが、カピバラと触れ合い、哺乳動物の良さを再認識したからか・・。
現在“えのすい”では、えのすい公式キャラクターの「あわたん」が水族館に遊びにきた株式会社サンリオの「シナモロール」と出会い、一緒に水の世界を冒険する・・といった「あわたん&シナモロールの大冒険」というイベントを開催しています。 


そのため、館内各所にシナモロールを始め、シナモロールのお友だちの装飾がされております。
恥ずかしながら、私、シナモロールを知りませんでした(まどマ〇のキュウべ〇なら知っているのですが・・)。
ジェネレーションギャップ、いわゆる世代間のずれ、でしょうか。
後輩に言ったら、知らない? え? ほんとですか 超有名ですよ? と言われました。
聞くところによれば、このシナモロールのサンリオでの知名度ヒエラルキーとしては、某有名テーマパークでいうところの、ミ〇―マウスポジションとのことです!!(あくまで後輩の主観ですので悪しからず)これは驚きでした。。
さらにポケ〇ンに例えるならニャー〇くらいの知名度ですよ・・と続けます。まじ・・か。
よくよく調べたら、この方、昨年の人気投票の覇者ではないですか・・!!
え? キ〇ィちゃんは入らないの? 2位のポムポ〇プリンなつかしー。
いやいや、それよりシナモンさん ぱねーっす。知らなくてすみませんでした。
最初はへーこれが可愛いんだ・・ という感じで、無感情で見ていましたが、新たに大水槽を含む担当になったことで、毎日必ず見るところのガラス面にキャラクターがいることに加え、先述の通りきちんとした知識を持ったうえで、改めて認識して見ると、あれ? 何これ、可愛いかも・・、と、いつの間にかなっておりました。
そして、時を同じくしてお友だちの存在を知り、え? このちょっとドジっぽい茶色い子、めっちゃ可愛ええ・・となりました(笑)。
この子はシナモンの一番のお友だちで、のんびり屋さんで食いしん坊のカプチーノというそうです。
毎日癒されております。特に2階のフォトコーナー前の長いアクリルガラスに貼ってある転んでいるイラストがおすすめです!


ちょっとグッズとか欲しくなっちゃいますね。おっさんの心も容赦なく掴んできます・・。
館内にリピートされている“あわたん”の歌もおそらく一定の効果があったと思います。
まんまとやられましたね・・。

それでは、冒頭に戻りますが、今回年甲斐もなくこういった事態になったことについては、多分、カピバラと触れ合い、哺乳動物の良さを再認識したからだと思います!
そう思うことにしております・・。

みなさんも、“あわたん”やシナモロールとそのお友だちたちに会いに来てくださいねー!

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