みなさん、こんにちは。
絶賛?連載中四コマ漫画劇場です。
漁港採集に行くときに私がよくチェックするポイント
1 岸壁の角
暗いところが良いのか、水流が弱くて居心地が良いのか、外敵から襲われにくいのか、岸壁の角にはよく魚がたまっている気がします。
いろんな幼魚がいたり、遊泳力がそんなにない魚を見かけます。キヌバリやチャガラが群れでゆらゆらと漂ってることが多いです。
網が届かない時は糸にガン玉をつけて小さな針に餌をつけて慎重に目の前に垂らすと釣れます。(釣り禁止エリアでの釣りはNGですよ)
ちなみに私はチャガラ派です。みなさんはどちら派でしょうか。
2 漁港に垂れているロープ
ロープの周りも魚たちにとっては貴重な隠れ家のようです。
こちらにも遊泳力の乏しい魚たちを見かけます。
アミメハギやニジギンポなどがゆらゆらとロープの周りを漂っていたりします。
3 流れ藻
これはぜっっったいに回収しましょう!!!!!!
流れ藻とは、岩礁地帯に生育している藻類(ほとんどがホンダワラ類です)が荒波などで剥がれ、海面を漂流している物です。広い海においてこの流れ藻は魚たちにとって非常に大切な隠れ家となり、海のゆりかごとも呼ばれることがあります。
この流れ藻を網ですくうと、本当にいろいろな幼魚に出会うことができます!!
アミメハギ、イシダイ、トビウオ、ヨウジウオ、ブリ、シイラなどなど他にもたくさんの魚が流れ藻についています。そしてこれらを狙ってハナオコゼなどのフィッシュイーターも潜んでいます。
とにかく流れ藻をすくった時の発見と驚きや実際にやってみないと分かりません。みなさん、流れ藻見つけたら絶対にすくいましょう!!!!!!!!
流れ藻をすくってついていたら嬉しい魚ランキング
第3位 ナンヨウツバメウオ
こちらは正直、流れ藻についているというよりかは、夏から秋にかけて漁港で枯葉のように水面を漂っている姿を見かけます。慣れていないと枯葉と見間違えるほどです。泳ぐのは苦手なので見つけてしまえば採集は容易です。
流れ藻にもたまについていることがあるみたいで私も流れ藻をすくって採集したことがあります。
第2位 シイラ
釣り人の憧れ、シイラの幼魚も流れ藻についています。赤金黒のカラーとドラゴンのような姿は男心をくすぐります。
今思うと、幼魚と成魚でこんなに姿が違うのかと最初に思った魚がシイラだった気がします。小学生だった当時の私には飼育が難しく、長く飼育することができなかったため採集しても持って帰らなくなりました。
大人になった今や、水族館の飼育設備やスキルがあればあのサイズからしっかりと飼育できるのでしょうか。もし機会があれば幼魚から飼育にリベンジしてみたい種です。
第1位 ハナオコゼ
初めて見た時の衝撃! カエルアンコウの仲間ですが、より流れ藻での生活に適応した姿となっています。流れ藻に擬態しながら近づいてきた小魚を大きな口で仕留めます。
水槽で飼育しているとのそのそと歩く姿なんともかわいい。当時、飼育していた時に水槽内で卵を産んでくれたこともあり印象に残っています。無精卵だったので産まれることはありませんでした。飼育していて楽しい魚ですね!!
みなさんいかがでしたか。
今回、四コマ漫画の原稿が書けた!
といったら〇木トリーターが見てくれたんですが、見た後に一言。
「で、オチは? 四コマ漫画は起承転結が大事でしょ」と突っ込まれてしまいました。
いわれてみれば確かそうですね・・・
次回以降は起承転結も意識して描いて見ようかな~
そして今回は八コマにしてみました。
しかし伴野少年はまだ小学生。
まだまだトリーターになるまでは時間がかかりそうです。
それでは、本日はこのへんで!!
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2021/03/10 とあるトリーターの四コマ劇場 Season1 ~その1~]
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2021/04/16 とあるトリーターの四コマ劇場 Season1 ~その2~]