2022年01月09日
トリーター:杉村

“えのすい”は、生き物だけではありません!
有人潜水調査船「しんかい2000」も展示していますよ!!

新江ノ島水族館は、生き物だけの水族館ではありません。
歴史的にも、学術的にも多くの成果を残してきた、JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」の“本物”を見ることができる、世界で唯一の水族館です!!
・・・「しんかい2000」は、世界に1台ですからね((笑))・・・
2020年から新型コロナウィルス感染拡大の影響で、多くのイベントをお休みしていたので、一昨年は話題が少なかった「しんかい2000」ですが、2021年は新たな試みと称号を手に入れた年でした。

新たな試みとは、恒例イベント「しんかい2000公開整備」を6月と12月の2回、[新江ノ島水族館公式YouTubeチャンネル]でライブ配信をおこなったことですね。
1月9日現在で、その再生回数は・・・なんと! 
それぞれ4,960回、1,984回の再生回数が記録されました。
館内でおこなう公開整備の数倍~数十倍のみなさんに観てもらえるなんて、ビックリです。
ライブ配信中にはコメントや質問をたくさんいただき、ありがとうございました。
この場を借りて、お礼申しあげます。
配信中にカメラトラブルが起きて、一時はどうなるかと思いましたが、楽しく配信できてよかったです。

まだ、ご覧になっていないというみなさんは↓↓↓↓の[新江ノ島水族館公式YouTubeチャンネル]をどうぞ・・・

1回目


2回目

※1回目と2回目では、内容が違うので、2回楽しめますよ!!

ひょっとしたら、インターネットの方がたくさんの人に見てもらえる・・・と、つい思ってしまいますが、整備をしてくださる元「しんかい2000」運航チームのみなさんとの生の会話や機械の匂い、カンカンという工具の響きは、臨場感たっぷりでよいものです。
やっぱり、本物はよいですよ!
生の公開整備が再開できたらいいなあと切に願ってやみません。

そして新たな称号とは・・・、2017年の「機械遺産 第87号」の認定に加えて、公益社団法人日本船舶海洋工学会より「ふね遺産33号(現存船第12号)」に認定され、新たな称号を手にしました。
これまでの功績が、また新たに認められて、そして「しんかい2000」の歴史の中に、自分が関わることができて、本当にうれしいです。

2022年(7月)は「しんかい2000」が“えのすい”に来て、10年目を迎える節目の年です。
今後も、館内の展示だけなくインターネットを活用しながら、「しんかい2000」の情報をいろいろ発信していきたいと思いますので、“えのすい”の「しんかい2000」に注目してもらえたら嬉しいです。

今年も、「しんかい2000」をどうぞよろしくお願い致します。

第1回目のライブ配信:「しんかい2000」の外皮を外して、内部が見えているようす第1回目のライブ配信:「しんかい2000」の外皮を外して、内部が見えているようす第2回目のライブ配信:「しんかい2000」の覗き窓を取り付けているようす第2回目のライブ配信:「しんかい2000」の覗き窓を取り付けているようす「機械遺産」(上)と「ふね遺産」(下)の認定証「機械遺産」(上)と「ふね遺産」(下)の認定証

深海Ⅱ-しんかい2000-

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