2022年03月17日
トリーター:笠川

トラ年ですが、ヒョウ柄です。

トラ柄ではなく、ヒョウ柄のクラゲです。
今年は、ヒョウガライトヒキクラゲがたくさん育っています。
初めて、1t水槽で展示をしています。
東南アジアには、大阪のオバチャンみたいなでっかいクラゲがいるんだよと、広島大学の先生に写真を見せてもらったときのことは今でも覚えています。当時は、オバチャンクラゲなんて言っていました。ヒョウ柄のクラゲなんて、すごいですよね。

傘の大きさが、2~3cmくらいまでは、乳白色の傘に砂をまぶしたような点々模様なのですが、成長するにつれて、傘の色は少し青味がかり、点々は徐々に大きくなっていきます。そして、ところどころ、点々の形が変化していきます。手描きで書いたようなとても味わい深い点になり、やがて、C型のようなヒョウ柄模様が出てきます。
この変化を見ていくのがとても楽しいです。丸が3つ連なったり、長―く伸びて、近くの点々と合わせて顔に見えたり、2017年に展示したときには、隠れミッ〇ーが現れました。

野生個体ほどのワイルドなヒョウ柄にはならないかもしれませんが、控えめなかわいらしいヒョウ柄に徐々になっていくと思います。ぜひ、隠れミッ〇ーも探しつつ、変化を楽しんでください。

クラゲファンタジーホール

RSS