2022年05月03日
トリーター:杉村

もうすぐ“こどもの日“ということで・・・公開前の魚の子どもたちをご紹介!

“えのすい”では、シラス(カタクチイワシの幼魚)、フウセンウオ、アツモリウオ、イイダコなどの水族館生まれの子どもたちをいくつか紹介して、展示公開していますが、実はその他にもバックヤードでも、水族館生まれの子どもたちの育成をしていますので、“こどもの日”にちなんで、ちょっと紹介したいと思います。

それは・・・

ハタハタ
今年に入ってから、「太平洋 冷たい海」でハタハタの展示をはじめましたが、“えのすい”のある江の島周辺ではハタハタが漁獲されることはありませんので、青森県の浅虫水族館の協力を得て展示を開始しました。
その時に一緒にやってきた卵から、今年の2月にたくさんの子どもたちがふ化して、すくすくと成長しています。
今では、主食だったプランクトンから冷凍エサや人工餌料を少しずつですが食べるようになってきました。
エサの切り替え時期は育成の中でも一番気を使う時であり大変なので、ここを乗り切ったころにはみなさんにお披露目できたらと思っています。

ハタハタの子どもハタハタの子どもハタハタハタハタ

コンペイトウ
フウセンウオによく似ていますが、その名の通りコンペイトウのようにとげとげした短い突起が体中から出ていることで区別ができます。
コンペイトウもハタハタと同じく、江の島周辺では漁獲されることはないので、越前松島水族館の協力を得て育成にチャレンジしています。
昨年末には数ミリだった子どもたちが、徐々に成長して 1センチ近くにまで大きくなりました。
こちらも近いうちにみなさんにお披露目できるように準備を進めています。

すくすく成長してく子どもたちのこれからが楽しみな毎日です。
早くみなさんにもお披露目できるように頑張りたいと思います。

コンペイトウの子どもコンペイトウの子どもコンペイトウコンペイトウ

太平洋

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