2022年07月28日
トリーター:浦﨑

バリアフリー計画

オタリアの「マミ」は1998年に“えのすい”にやってきました。
“えのすい”歴 25年目になる大ベテランです。

新人トリーターの教育係的な存在で、私も「マミ」にアシカたちとの時間の過ごし方をたくさん教えてもらいました。


まだまだ元気な「マミ」ですが、歳を重ねてきてだんだん動きがゆったりとしてきました。

この先、さらに歳を重ねても快適に生活してもらえるように、今から少しずつ準備を始めています。


1. プールの高さ

人間でも足腰が弱くなってくると、階段や坂道の昇り降りがおっくうになったりしますよね。
そこで、今まで使っていたプールよりも半分くらい高さが低いものに変えました。

2. 台車

人間でいう車椅子のような役割に今後なってくれたらいいなぁと思っています。
最初はぎこちなかった台車の昇り降りもスムーズになりました!

昇りきる頃にはいつも鼻息が荒くなるスロープも、台車での移動なら余裕そうです。

3.日傘

若いアシカのメンバーに比べてまぶしそうにしていることが多くなってきたので、まぶしくないように日陰を作ってみました。

まぶしそうな「マミ」まぶしそうな「マミ」

この他にもまだ「マミ」に何かしてあげられることはないかなあと、いつも考えながら接しています。

「マミ」、これからも元気に長生きしてね!

イルカショースタジアム

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