みなさん、こんにちは!
きょうはちょっぴり真面目な日誌で、私のイルカショーへの気持ちを書いてみます。
みなさんはイルカやイルカショーと聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。
イルカ=
頭が良い
ジャンプを飛ぶ
かわいい、かっこいい
イルカショー=
かわいくて、かっこいいイルカたちが芸をみせるもの
このようなイメージではないでしょうか。
これらのイメージは間違いではないと思います。
でもこれが全てではないと思いますし、世の中のこの考え方には プラスアルファしていきたいと考えています。
今年の7月から “えのすい” ではイルカショーが新しくなりました。
名前は「Wave ~きみの波になりたい~」です。
水族館という限られた環境でくらすイルカたちにとって、トリーターが最高の波になりたいという想いが込められています。
今回のショーではトリーターがどのような想いをもって、イルカたちと普段からどのように接しているかをかなり踏み込んで「伝える」ショーとなっています。
リニューアルから約5か月。
最初は楽しんでくれるだろうかと怖い思いもありました。
でも少しずつですが、当初よりもイルカたちのことや私たちの想いが届いたと思える瞬間が増えたと感じています。
トリーターになってイルカと対面して、初めて感じたイルカたちの魅力や、接していく中で変わっていったイルカたちへの考え方が、それぞれのトリーターにはあります。
本当はお客さま全員に数日間トリーターになってもらい、イルカたちと付き合ってもらえれば最高ですが、そうはいきません。
私たちにとってショーという形は、一度に約 1,000名近くのお客さまにそれらを伝えられるチャンスです。
「Wave ~きみの波になりたい~」をご覧になって、トリーターたちがどのようにイルカたちを見ているのか、少しでも感じて共有していただけたら嬉しいです。
僕(ら)の想いは、“えのすい” でくらす生き物たちが、いきいきと充実した毎日を過ごして欲しい。
そして、それをご覧になったお客さまが、楽しんでくれてご自身の生活をより良い時間にしてもらうこと、さらには生き物や海を大切にする気持ちをちょっとでも持ってくれたら嬉しいです。
どんなショーかは、ぜひ見に来てください。
それでは本日はこの辺で!
「Wave ~きみの波になりたい~」作りこみ時の風景(画像が荒くてすみません...)相模湾大水槽前でのリハーサル風景イルカたちが興味を持つものを探し中「Wave ~きみの波になりたい~」初回公演