2022年12月29日
トリーター:大下

潜りまくりの1年

今年も終わりが近づき、今年1年はどうだった?みたいな話や思い返すことが多いかと思います。
そんな自分は、どうだった?と問われれば「江の島沖をよく潜ったなぁ」につきます!
基本は月1回、ひと月に2回潜ったこともありました。
江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクトという海藻を保全している団体があり、その保全活動で海藻の状況を確認したり、海底の清掃をしたり、という活動に参加しています。
海底清掃では、海底のごみを見る度に何とも言えない気持ちにはなりますが・・・

海底にはやはりプラごみが多く、次に意外と多いのは釣りで使用する重りです。
重りの一つ一つは 10g前後の重さですが、バケツ1杯になると水面まで持ち上げるにはかなりの苦労です。大変ではありますが、ごみを回収し終える達成感はあり、終えた後の清々しさは心地が良いです。

また、神奈川県の許可を得て、潜水しての生物採集も始まりました!
網や生物を入れる容器やビニール袋などのさまざまな道具を手に持ったり、上半身につけたり、して潜水します。
まだ、採集するというよりは安全重視で潜るポイントを探索していると状況です。

ちょっと話は逸れますが、私個人としては水中から見る水面の景色が実は好きです。
ですので、合間を見て水面を眺めたりこんな写真も撮ったりしています。

幻想的だなぁと思えるのは私だけでしょうか? 
共感していただける方がいるなら嬉しい限りです。
さて、今年は特に寒い日が続きますが、新年が明けた1月にも潜ります!
当然、寒いですが、海水が澄んでいるので、きれいな海中の景色が見られるのを楽しみにしています。

そして、来年はどんな1年になるか?
すでにみなさんは考えていますでしょうか?
私の来年は、今年叶わなかった漁師さんの船に数多く乗船することです。
もちろん、来館された方々に見てもらう展示のために生き物を入手することがありますが、みなさんには生き物の紹介だけでなく、その時に見える景色も紹介できればと思っています。

そこには普段見ることがない景色があるはず! 楽しみにしてください!

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