2023年01月15日
トリーター:渡部

魚の漢字のはなし

みなさん、こんにちは。
今回は最近学んだ魚の漢字にまつわる話をみなさんに紹介したいと思います!

いきなりですが、今から漢字クイズを出します!
初級編から上級編まで全部で 7問ありますので、ぜひ何の魚か当ててみてください。

<初級編>
問1「波多波多」
問2「斑斑」

<中級編>
問3「鱩」
問4「鰰」

<上級編>
問5「神鳴魚」
問6「霹靂魚」
問7「佐竹魚」

見慣れない漢字もあったかと思いますが、いかがでしたか?
では、答えを発表します!!どきどき

初級編
問1 「波多波多」
答え「ハタハタ」
問2 「斑斑」
答え「ハタハタ」


中級編
問3 「鱩」
答え「ハタハタ」
問4 「鰰」
答え「ハタハタ」

上級編
問5 「神鳴魚」
答え「カミナリウオ(ハタハタ)」
問6 「霹靂魚」
答え「ハタハタ」
問7 「佐竹魚」
答え「サタケウオ(ハタハタ)」

なんと、全て「ハタハタ」のことを指す漢字でした!
みなさんは何問正解できましたか?

1種類の魚に、こんなにたくさんの漢字があてられているとは驚きですよね!

ハタハタは 11月から 12月頃の冬の初め、産卵のために日本海の沿岸域に打ち寄せます。
この時期は波が多いことから「波多波多」と呼ばれるようになりました。また、体に特有の斑点模様があることから「斑斑」と呼ばれるようになったという説もあります。
日本海側は雷が良く鳴るため、「鰰」「鱩」「神鳴魚」「霹靂魚」など雷や雷の神様にまつわる漢字が多くあてられています。ちなみに「佐竹魚」は、秋田の藩主だった佐竹氏にちなんで名づけられました。これだけたくさんの名前が付いているということは、それだけたくさんの人に大切にされている魚とも言えますね!

みなさんも好きな魚の名前の由来、調べてみてはいかがでしょうか?
新たな発見があるかも知れません!

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