2023年03月17日
トリーター:加登岡

SHARKS“えのすい”のサメ展 スタート!!

ついにSHARKS“えのすい”のサメ展がスタートしました!!
11月から構想を開始し、いよいよ開始です!
3月17日~19日の3日間は先着 1000名様限定、SHARKS“えのすい”のサメ展オリジナルステッカーを配布しています。初日の今日はというと、なんと開館から 1時間半で配布終了となりました! ヒゲツノザメのステッカーは他でもなかなか無いため、この機会をお見逃しなく!

いよいよ始まったサメ展ですが、スタート前日は大忙しです。
主に標本の設置をひたすらしていました。
お借りしたたくさんの標本がダンボールの中に入っています。これをどんどん、設置していきます。

閉館後、業者の方が展示ケースを作成し、その中に標本を置く台座を入れて、その後に標本を配置していきます。書くにはたやすいのですが、これが思った以上に難航しました。

今回の標本は剥製や液浸標本、乾燥標本の展示で、相模湾でこれまでに記録があるものを中心に集めました。剥製や液浸標本はそれ専用の台座が別であったため、ただ置くだけですんなり設置できましたが、問題は顎の乾燥標本です。斜めの台座に顎を取り行けて行きますが、この台座の素材が思ったより硬く、顎をくくりつけるためのピンが刺さりませんでした。

そのため、標本の位置をその都度決めて、印をつけ、釘を打って行きます。施工の関係で前日しか作業ができない所も難点でした。サメの歯の形状ごとに並べ、テグスで括り付けて落ちないようにし、綺麗に並べてと繰り返しているとあっという間に時間が過ぎて行きました。終わってみれば日をまたいでいましたが、設置し終わった標本たちを見て、自分でもうれしくなりました。

幼いころから好きだったサメ… 他の水族館や博物館のサメの企画展を見に行っていたものを今度は自分がやるんだと思うと感慨深いものがありました。

本日から、始まったサメ展。展示以外にも、フォトコーナー ではサメ展に併せて、“あわたん”がサメ仕様となっています。
撮影をされた方にはなんとフォトカードをプレゼント! サメ展のロゴとかっこいいツマグロが写っています。さらにフォトキーホルダーを購入すれば、裏面にツマグロに加え、今回のサメ展に合わせて、展示を開始したえのすい初展示のドタブカも一緒に写っています!
私もサメ展実施の記念に一枚パシャリ! 相模湾を背景にした台紙に写真を入れて、サメ展に来た記念に一枚みなさんもいかがでしょうか?

多くのスタッフのみなさまや他の水族館、博物館に支えられて始まったサメ展です。
ぜひ、サメたちに会いに遊びに来てください!!

※2023年5月28日をもちまして「SHARKS“えのすい”のサメ展」は終了いたしました。

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