みなさんこんにちは。
我々魚類チームの作業の一つに、底掃除があります。
底掃除とは、水槽の底に敷いた砂の中の汚れや、餌の残り、糞などを吸い出す作業の事です。
砂や砂利の中の汚れなので、下手に砂を巻き上げてしまうと汚れが水中に舞ってしまい、逆に水を汚すことになります。
そんなときに使うのが、この道具↓
ホースの先端に、ペットボトルの底を切り取ったものを取り付けたものです。
これを砂に差して水を吸い出すと、砂を大きく巻き上げることなく汚れだけを吸い出すことができます。
私も水槽に潜って底掃除を行いますが、時々このようすを、じーーーーーーーーーーっと観察されるお客さまがいらっしゃいます。
今は当たり前にしている作業ですが、砂がペットボトルの中でふわふわするようすは、私も初めて見た時はなんだか不思議だなぁと思いました。
開館中にもこの底掃除を行うことがあります。
暖かい海の水槽 2か所です。ここは月・水・金曜日のお昼前、給餌が終わった後に行うことが多いです。
カタクチイワシがぐるぐる泳いでいる水槽です。
毎日底掃除をおこなっていますが、時間は決まっていません。
こちらはコンペイトウなどが暮らしている水槽で、火・木・土にこちらも時間未定でおこなっています。
また、月に 1回、開館前に大水槽も底掃除をおこなっています。
通常はこの作業のようすを見ることはありませんが、現在は開館時間が早まっており、月1の底掃除が明日の4日なため、明日限定(8:30の開館直後)だけ見ることができます。
ペットボトルで砂をふわふわさせているトリーターがいたら、掃除中なんだなぁと思ってくださいね。