2023年09月15日
トリーター:堀内

“えのすい”で暮らす長寿の生き物たち

もうすぐ敬老の日ということで、“えのすい”で飼育している長寿の生き物たちを紹介します。

まずは魚類界から!
相模湾大水槽で飼育しているイセゴイ。

イゼゴイイゼゴイ

大きな目ときらきら光る大きなうろこが特徴で、相模湾大水槽の中でゆっくりと優雅に泳いでいます。
そんなイセゴイは“えのすい”で飼育して39年が経ちました! 2万匹以上いる相模湾大水槽でイセゴイはこの1匹しかいません。
イセゴイが“えのすい”にやって来た経緯は、1984年水族館の東側にある境川の河口で一般の方が釣りをしていて、見たことのない魚を釣ったと旧江の島水族館に持ち込んだそうです。当時は10cm程だったそうですが、現在は50cm程に成長しています。

続いて海獣界から!
サブプールで飼育しているカマイルカの「クロス」。

カマイルカの「クロス」カマイルカの「クロス」

背びれがカマの形をしていることからカマイルカという名前が付いていますが、「クロス」の背びれは先が欠けているのが特徴です。
「クロス」は“えのすい”で飼育して45年が経ちました!
とても一生懸命で素直な性格をしていて、トリーターの出す合図にいつも全力で応えてくれます。でも、一回いや!となってしまうとそこからが大変で…頑固な一面もあるんです。
「クロス」の大好きなところは、小さな体からとても大きなギャー! という鳴き声で応えてくれることです。キューキューとかもっと可愛い音かと思っていたので、恐竜のようなギャー! という鳴き声に最初は驚きました。
長年生活しているからこそトリーターのこともよく見ており、新人トリーターの教育担当でもあります。


最後はウミガメ界から!
ウミガメの浜辺で飼育しているアオウミガメの「レッド」と「エル」。

「レッド」と「エル」は“えのすい”で飼育して55年が経ちました!
「レッド」は体高のあるとても大きなアオウミガメです。最年長ですが、誰よりも食欲旺盛で、ご飯の時間が始まると一目散に寄ってきます。ぐいぐいトリーターに寄ってきて上陸してくるのですが、ウミガメたちは水の中で進化した生き物なので、ご飯は海水と一緒に飲み込みます。なので、陸上ではご飯を食べることができません。一番に来るけどなかなかご飯が食べられない状態が続きます…。水の中に戻してあげようとするのですが、ぐいぐいくるし、なんせ重い! トリーターが少しずつ移動しながら「レッド」を誘導してご飯が食べられるようにしてあげます。
「エル」はオレンジ色の平らな甲羅が特徴です。体重は一番大きく115kgもあり、穏やかな性格をしています。「レッド」とは違ってご飯が食べるのがとても上手なのでいつもスマートにご飯を食べています。

“えのすい”で飼育している長寿の生き物たちを紹介しました。“えのすい”にはたくさんの生き物たちが生活しています。これからもみんなが元気で健やかに過ごせるように努力していきます。

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