2023年10月05日
トリーター:今井

ホヤぼうや

太平洋のハタハタがいる水槽には、成魚と一緒に当館生まれの幼魚も泳いでいます。今のところ飼育上の不都合は無く、親子のハタハタをお見せすることができて良かったなと思っています。
半面、自然下では食べる餌の大きさが異なるので、おそらく別れて暮らしているんだろうな、とも考え、間違ったイメージがお客さまに伝わってしまわないだろうか? そんな冷や冷や感もあるきょうこの頃です。

さて、脇役として原索動物のマボヤも暮らしているのですが、食用サイズだけが岩に付着している状況って、養殖物みたいで不自然なのではないかな? そんな思いもあるのです。自然下にて条件の良い基盤なら、次の年にも新しい個体が活着してくるのではないか・・・。
2023/08/07 太平洋「冷たい海」にマボヤを展示しました!
そんな、想いが通じたのでしょうか? クラゲ担当が殖やしたクラゲなどと交換に、「仙台うみの杜水族館」より苺サイズの個体をいただくことができました。このサイズはつやつやしたオレンジ色でとってもきれいです。さっそくウェットスーツに着替えてレイアウトさせていただきました。
ぜひ、ご覧ください!


おやおや、今年もハタハタの産卵が始まったようです!

太平洋

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