みなさんこんにちは。
新年度もはじまり、新しい生活が始まった方も多いのではないでしょうか。
えのすいではいくつかの班に分かれて水槽や生物を担当しています。
私は長らく相模湾ゾーンを担当しているのですが、今年度から暖かい海(太平洋)も担当することになりました!
担当、というほどではなく、サポート程度なのですが・・・。
サポート作業をするようになって一番感動したのが水温の暖かさ!
相模湾ゾーンの水槽は 16~ 20℃がほとんどで掃除をしているとだんだん寒くなってくるのですが、太平洋暖かい海ゾーンは 23~ 25℃の水槽が多く、あたたかーい!
目をつぶれば沖縄にシュノーケルをしに来たかのよう・・!
暖かい水槽は水温こそ暖かいものの、光量の多い水槽も多いのでコケの生えるスピードが段違いです。次の日にはもうコケが生えてます。ああ、おそろしいですね。
せっかくなので太平洋 暖かい海の水槽をさらっと紹介してみます!
クマノミ類が暮らしている水槽です。
クマノミ・・・というとカクレクマノミを思い浮かべる方が多いですが、ここにはカクレクマノミを含めた 4種類のクマノミが暮らしています!
背中に 1本白いラインがあるのがセジロクマノミ(そのままですね)、薄ピンクでえらのあたりに白いラインがあるのがハナビラクマノミ、濃いオレンジで目のすぐ後ろにラインがあるのがハマクマノミ、そして 3本線がお馴染みのカクレクマノミです。
ぜひ見分けてみてくださいね。
お隣、チンアナゴがメインの水槽です。
チンアナゴが目立ちますが、ニシキアナゴ(オレンジと白のしましま)、シンジュアナゴ(白い点が並んで入る)もいますよ!
こっそりタツノオトシゴの仲間、クロウミウマもいますので探してみてくださいね。
またお隣、今度はソフトコーラル(やわらかい骨格のサンゴ)メインの水槽です。
私の大好きなセグロチョウチョウウオもいます。
ああかわいい。
暖かい海の大きな水槽です!
50種類くらいの魚たちが暮らしており、なんといっても砂地にコケが生えるスピードが尋常でないです。
集まって泳いでみたり・・
体をお掃除してもらったり・・
思い思いに過ごしている姿がずっと観察していられます。
私の推しのタテジマキンチャクダイもいて、給餌のたびに、掃除のたびに、見て癒されています。
もっとキンチャクダイ科を増やしたいですね!(圧)
他にも皇室ご一家の生物学ご研究やサメ水槽、ウミガメの浜辺もありますが、こちらはまた次回にでもご紹介します。