2024年05月03日
トリーター:櫻井

ゴマフアザラシの魅力に負けない生物

ただいまえのすいでは、ゴマフアザラシの赤ちゃんで癒しモード一色です。
嫌なことがあっても、この子を見れば全部忘れてしまいます。
些細なお悩みやもめごとでお悩みのみなさん、ゴマちんに会いに来てくださいね。

本日の題名ですが、無理かな。
無理だな。
勝てないかな。
今ゴマちんに勝てる生物は私の中ではいないです。
私はもともと魚やクラゲより、大きな動物が好きなのですみません、勝てないです、この魅力にはどの生物も(魚類チームクラゲ班失格発言)。


しかしここから先は、業務上、表題の生物をご紹介しておきます。

ゴマフアザラシの赤ちゃんの魅力もまあ大したものですが、その魅力に負けない生物がここにいるのです!

クラゲサイエンスに、ぐねぐねと奇妙な物体が。
なにクラゲ・・・? と思われるかも知れませんが、実はクラゲではなくウミウシの仲間の、ヤマトメリベです。

漁師さんが、よくわからないクラゲが採れた! といって譲ってくださることが多く、透明な見た目はクラゲにもよく似ています。

これは、「きもかわいい」のジャンルかな。
突起がある方が背中なので、これが奇麗に横を向いている写真になります(右が頭部)。

本当にぐねぐねと動いているので、どこがどうなっているのかわからなくなると思います。

では一連の動きを、コマ送りでごらんください。

どうですか?
最後の写真なんて、「うわっ! 食べられる!」っていう迫力ですよね。

実際この口みたいなのが、口部です。大きく膨らんだ頭巾と呼ばれる口部が印象的ですが、何かのマンガでこういう生物出てきましたね。

実は、ヤマトメリベを見るのは数年ぶりです。
やっぱり何度見ても面白い生物ですね。
本当にきもかわいいです!
これはゴマフアザラシの赤ちゃんにも負けず劣らず魅力あふれる生物でしたね!

では最後にゴマフアザラシの赤ちゃんを・・・。

ぐはっ!
かわいすぎ!
上手に泳いでいますが、まだまだぎこちない感じもします。
心配そうにしている母親の「ココ」もなんともいえない。

ゴマフアザラシの赤ちゃんも、ヤマトメリベも、魅力にあふれています。

負けない、負けた。
勝った。勝てない。

ではなく、

みんなちがって、
みんないい

まさにこれですね。

クラゲサイエンス

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