突然ですが、あなたはペンギンの産卵を見たことがありますか? 私はありませんでした、先日までは。
ペンギン担当の加藤です。
これまで10年間飼育員をしていて、気がつくとペンギンの足元に卵がある! という状況にしか遭遇しておらず、産卵シーンをこの目で見たことがありませんでした。冗談でコウノトリが運んでくるのよといわれても、確実に見たことがない以上、これまでは否定できなかったのです。
ところが! 先日! 目の前で! 産卵を! 見ることが! できました! 撮影も! できちゃいました!
はい、では早速、見てください!
産卵はこんなかんじで行われるのですが、ここまでが長かった…。
ペンギンを担当していると、そろそろ産卵するな、というのがなんとなくわかるようになります。大まかな兆候としては、お腹がぼてっとしてくる、動きがゆっくりになる、魚を食べなくなる、そして動かなくなる。「ウタ」も兆候があったのでいよいよ…とようすをみていました。しかし、待てども全然出てこない。魚を食べない、動かない、となって 5日後のことでした。
2月28日、朝出勤してからいつものように掃除をしていると、近くにいた石川トリーターがぼそっと「あ、産まれる」と言うではありませんか。私は大慌てで駆け寄るとすでに写真の体勢でした。石川さん、お願いですからこれからはぼそっとではなく大きな声で教えてください。危うく聞き逃すところでした。
そしてもちろん動画も撮影しております。私の声が少々騒がしいかもしれませんが、決定的瞬間をご覧ください!