少し前のお話です。
ミナミアメリカオットセイの「ライム」が、イルカショースタジアムのプールを目指して散歩する練習も良い感じになっています。
1頭で外に出ることが緊張してしまうようなときは、1つ年上の「アトム」兄さんに付き合ってもらって 2頭で外に出ることもあります。2頭で連なって、あと少しでプールという所まで行くことができるようになってきました。
「ライム」にとって「アトム」がそばにいると心強くなるのか、少し積極さが増す気がします。プールの手前、お客さまからは見えないエリアではありますが、そこで遊ぶ時間が増えました。
奥:「ライム」 手前:「アトム」外でのんびりできたし、そろそろ帰ろうと思ったらここで問題発生!
行きは意気揚々と出てきた「ライム」が慣れているはずの帰り道で緊張してしまって戻れなくなってしまい、私も少し焦りました。
普段見る景色も逆方向から見たら慣れない景色なのでしょう。「アトム」兄さんにくっつこうとする「ライム」の気持ちを利用して、「アトム」数歩進む → 「ライム」が近づく → 「アトム」また進む → 「ライム」それについていく、というようにして、部屋に帰ることができました。
「ライム」が戻った後に一息ついて、そこで思わず、小学生の頃の遠足の帰り道に、先生から「遠足は家に帰るまでが遠足です!」と言われたのを思い出しました。
外に出ることが一番ではない、「ライム」にとって、落ち着いて行って帰ってくることが大切なのです。「ライム」のペースに合わせてこれからもプールを目指した散歩の練習を続けていきます。