
ミズダコ展示水槽を素潜りで掃除する予定でしたが・・。
最近のミズダコときたら「どうせ食べ物じゃないし・・」という感じに見ていて、水面から差し込む柄付きスポンジやスクレーパー等の掃除用具を、むやみに奪い取らなくなりました。
私も水中で無駄な取っ組み合いをせずに済み、水面からメンテナンスができるので、作業がはかどっています。
ただ相変らずなのはすごい食欲で、一日おきに大サバ1本分とバナメイエビ2匹分以上を食べているのですが、絶対に「ご飯をくれる!」と分かっているご飯タイムには、もう眼では見てなくて、水面ぎりぎりに口を届かせて待っています。
しっかり腕先を伸ばせば、直径2m以上はあるでしょうか。
水槽の水面いっぱいに広がって、今の時期ですと、まるで海面に映った打ち上げ花火のようです。
しかし、意外にもグルメなので、嫌いなものは このたくさんの吸盤の上を滑らせ落とし、食べてはくれません。
ところで、みなさんは漁師さんがタコを捕まえる時には、タコ壺を使うというのはご存知かと思いますが、こんな十数キロもある大きなタコが入るタコ壺なんてあるのでしょうか?
大きなかごや箱を使う例もあるようですが、今回はお世話になっている浜中漁業協同組合にお尋ねしたところ、こちらでは「から釣り縄」(長い一本の縄にたくさんの大きな針が枝状についた仕掛け)を海底にはわせて漁をするそうです。
全国のコンブ水揚げ量の約1割を占めることで知られる北海道の浜中漁業協同組合では、タコ漁も盛んになっていて、最近はミズダコの漁獲高も増えているそうですよ。
現在、当館ではそのご協力の下で北海道の限定味覚とも言える「北海しまえび(標準和名ホッカイエビ)」の展示準備をしています。
普段は勝手に採集できない貴重なエビの展示がいよいよ始まります。
当館では初展示となります。
乞うご期待!