2023年04月02日

プラチナクラブ・えのすいecoサポーター会員限定
SHARKS “えのすい”のサメ展 特別解説ツアー

4月2日(日)
 16:00~19:00

3月17日にスタートしたSHARKS “えのすい”のサメ展をもっと深く!鋭く!? 楽しんでいただけるようにプラチナクラブと中学生以上のサポーターの会員さま限定で企画しました。


まずは、なぎさの体験学習館の教室で「SHARKS “えのすい”のサメ展」を企画した加登岡トリーターによる「サメ講座」。
・・と、教室に入るなり目に飛び込んできたのは

大きなクーラーボックスから、あきらかにサメと思われる尾びれが飛び出しているではないですか!
ネズミザメ目ネズミザメ科に属するアオザメの標本でした。
まさか、こんなに大きなサメの標本があったとは知らず、興奮してしまいました。

サメ講座では、サメの生態を詳しく紹介していくのですが、体の部位を一つ一つ説明するたびに、加登岡トリーターが、アオザメの標本をヨイショと重たそうに持ち上げていました。
みなさんの視線が一気にアオザメに集まり、話を聞いてさらに熱い眼差しに変わるのを感じました。

続いて、水族館に移動して「特別解説ツアー」にご案内。
閉館時間が過ぎているので完全貸切り空間でのプレミアムツアーです。

「サメ講義」からの緊張感も解けて、それぞれの特別展示に込めた思いや苦労話、詳しい解説を語る加登岡トリーター。
サメ好きトリーターとサメ好きのみなさんとの素敵な時間が流れます。

解説パネルや標本、剥製、顎歯復元模型などの解説を聞くと、見ているだけではわからない魅力を知って、ますますサメの奥深さを感じていただけたと思います。

続いて相模湾大水槽へ。
みなさん見慣れている相模湾大水槽ですが、このサメ展のために仲間入りした相模湾に生息する「クロヘリメジロザメ」と、加登岡トリーターが漁船に乗り込んで、相模湾で採取した「ドダブカ」の違いを解説。
フォルムはそっくりですが、背びれの形にそれぞれの特徴があり、その違いを見極めるために大水槽にかじりつくように見入っている姿は、まるで間違い探しをしている子どものよう。
目をきらきらに輝かせているみなさんのようすを見て、担当した私もとっても嬉しかったです。

最後にサメ水槽からテーマ水槽へと移動してツアーは終了。
サメについても、えのすいトリーターの仕事についても終始興味を持って聞いていただけたこと、そして、久しぶりにプラチナクラブ限定イベントが実施できたことへの感謝の気持ちをお伝えして解散。
拍手までいただき感謝感激のひとときでした。

このあとは、質問タイムと自由見学時間となりましたが、イベント終了時間まで質問が続き、まだまだ名残惜しい感じで最後の会員さまをお見送りしました。

“えのすい”ならではのイベント、いかがでしたか。

これからも生き物とえのすい会員のみなさまの距離を縮められるようなイベントがたくさんできたらいいな、と思いました。
テーマにして欲しい生き物がいたらぜひご意見をお寄せくださいね。

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