明治の動物学教師
モース 没後100年 ~江の島 Day by Day~

11月 21日(金)~1月 18日(日)

皇室ご一家の生物学ご研究

エドワード・シルベスター・モースは江の島に日本初の臨海実験所を設けて日本の近代動物学、海洋生物学の発展に寄与したお雇い外国人の一人です。
このモース、大森貝塚と結びつく方は多いのですが、実は江の島にもとてもゆかりのある人物です。 江の島入口の北緑地広場には、江の島で海洋生物研究をもたらした功績を記念して、1985年に記念碑が建てられています。
また、旧・江の島水族館の初代館長雨宮育作氏は、モースの孫弟子でもあります。

2025年12月20日に没後100年を迎えるにあたり、モースの功績をご紹介いたします。

江の島モース臨海実験所復元模型展示
 
モースは自身の研究材料であった腕足動物(シャミセンガイなど)や東京大学動物学教室用の標本を得るために、江の島の漁師小屋を借りて調査・採集しました。 これが西太平洋初・日本初の臨海実験所です。

モースが江の島で採集した生物標本展示
 
シャミセンガイの仲間、ヤツシロガイ、ホラガイ類、テングニシ、ツメタガイ、イタヤガイ ほか

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