歴史

えのすいの歴史

旧・江の島水族館から新江ノ島水族館へ。これまでの業績や主なできごとをご紹介しています。

2025年12月22日 (令和7年)
クラゲ類(刺胞動物)に寄生する吸虫の網羅的調査を実施
クラゲ類と魚をつなぐ海洋食物網を推定

東邦大学、新江ノ島水族館、黒潮生物研究所などの研究グループは、カツオノエボシをはじめとした刺胞動物のクラゲ類の吸虫(扁形動物の寄生虫の一群)を調査。クラゲ類から9種の吸虫が発見され、それらは海洋生態系の捕食-被食関係を通して、やがてシイラやマサバなどの魚に感染していくと考えられました。 この推定された感染経路は、海洋生態系の食物網を理解するための重要なヒントになると考えられます。
本研究成果は、「Journal of Helminthology」に2025年12月22日に掲載されました。

2025年12月1日 (令和7年)
カピバラ「ココロ」「ヒナタ」移動

展示をはじめ「おさんぽタイム」や「ふれあいプログラム」を通して、みなさまに愛らしい姿と癒やしを届けてくれたカピバラ「ココロ」と「ヒナタ」が、相模原麻溝公園 ふれあい動物広場に移動しました。これまでカピバラたちに会いに来ていただいたみなさまに、感謝とお礼を申しあげます。

2025年11月23日 (令和7年)
飼育歴47年、飼育記録世界一のカマイルカ 「クロス」 永眠

1978年 2月16日から 旧・江の島水族館で飼育を開始し、世界最長飼育記録を更新中のカマイルカ「クロス」が、11月22日永眠いたしましました。
旧・江の島水族館時代からたくさんのトリーターたちが「クロス」に育ててもらいました。 高齢になってからも新しいことにチャレンジし、今までおこなっていなかったレントゲン検査もできるようになったり、大学との共同研究にも参加してもらったりしていました。
飼育年数は、47年9か月でした。

2025年7月2日 (令和7年)
水族館生まれの「フクロクジュクラゲ」を世界初展示!

新江ノ島水族館 、鶴岡市立加茂水族館 、九十九島水族館海きらら 、福山大学マリンバイオセンター水族館の4館は、福山大学内海生物資源研究所の水槽に発生した謎のクラゲを共同で育成し、展示することに成功しました。育成したクラゲは、黒潮生物研究所で同定が行われ、「フクロクジュクラゲ」と判明しました。過去に水族館で生まれたばかりの本種が展示されたことはなく、今回の同時展示が世界初となります。

2025年5月3日(令和7年)
54年ぶりに展示
旧・江の島水族館が新種として報告した幻の「ナミダカサゴ」

ナミダカサゴは、1971年 伊豆海洋公園地先 水深50mにて採集された個体を、旧・江の島水族館 廣崎芳次2代目館長らが1973年に新種として報告しました。これ以降の発見記録は、ダイバーによる水中写真等での報告のみで、生体・標本入手の記録はありませんでした。
2025年4月、さかなクンより館山でナミダカサゴが採集されたという連絡が入り、翌日当館へ届けていただきました。 1971年の生きたナミダカサゴを見たことがあるスタッフは誰もいないので、全員が興奮しました。
[採集協力] やまと丸

2025年4月28日(令和7年)
1ミリサイズの大発見!
スズフリクラゲ属の新種「ミズタマスズフリクラゲ」と日本初記録種の「カンザシスズフリクラゲ」を報告

公益財団法人黒潮生物研究所、新江ノ島水族館、西海国立公園九十九島水族館海きらら は、2018年から2022年にかけて、沖縄県、高知県、神奈川県、長崎県、静岡県で採集した2種類のクラゲを分類学的に精査したところ、スズフリクラゲ属の新種と日本初記録種であることがわかり、それぞれ Zanclea innocens (ザンクレア・イノセンス)、標準和名「ミズタマスズフリクラゲ」と Zanclea medusopolypata (ザンクレア・メデューソポリパータ)、標準和名「カンザシスズフリクラゲ」と命名しました。

2025年3月17日(令和7年)
青い天使は悪魔の手を持つ!?
アオミノウミウシにおけるユニークな捕食行動を発見

新江ノ島水族館は、東海大学生物学部生物学科、東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所との共同研究で、「アオミノウミウシ」が側方突起である「ミノ」を魚やクラゲを捕食する「手」として使うことを発見しました。 本研究成果は、2025年3月17日に「Ecology」に掲載されました。

2025年3月14日(令和7年)
「フジコンニャクウオ」 日本初展示

水中ドローンを使用した相模湾深海生物調査で採集した個体で、相模湾では初記録。
これまで生きた「フジコンニャクウオ」が展示されたことはなく、日本初の生体展示となりました。

2025年3月10日(令和7年)
相模湾産 「オオグチボヤ」 初展示

今回調査した海域でのオオグチボヤの生息はこれまで知られておらず、相模湾におけるオオグチボヤの新たな生息域の発見となりました。
[協 力] FullDepth/日本テレビ「所さんの目がテン!」

2025年2月10日(令和7年)
当館では初めてとなる図鑑「江の島むせきつい海岸どうぶつ図鑑」を刊行

江の島水族館時代の 1987年より5年に一度、江の島の海岸で「江の島の潮間帯動物相調査」をおこない、無脊椎動物の種類や密度などを調べ、記録をしてきました。この調査記録をもとに、当館では初めてとなる図鑑を制作しました。
※本事業は、船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」の支援を受けて実施いたしました。

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