2006年09月30日

小笠原~相模湾(1)おしゃもじ南下開始 / 北田

  • 期間:2006年9月30日~ 2006年10月8日
  • 場所:小笠原~相模湾
  • 目的:中・深層生物採集
  • 担当:北田 ・ 伊藤


みなさん、お久しぶりです。
ちょっと前、「なつしま」で富山湾へ行ってきましたが、きょうから「かいよう」に乗船し、小笠原周辺の深海生物を調査いたします。

みなさん水族館の加圧水槽「DEEP AQUARIUM」が今出張中なのはご存知ですよね。
現在「かいよう」に搭載し出番待ちです。

さて、今回の調査では何が採集されるのか?
私にもわかりません。
今までの記録を見るとあんな生物やこんな生物が・・・
楽しみです。

しかーし、また嵐の予感が・・・やっぱり嵐を呼んでいる。


[きょうの写真]
上/船内部屋のおしゃもじ選手
下/出張中のDEEP AQUARIUM

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

海洋研究開発機構(JAMSTEC)KY06-11「かいよう/IONESS」による小笠原~相模湾 調査潜航

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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