2008年03月12日

沼津 戸田不運の航海 / 根本

  • 期間:2008年3月11日〜 2008年3月12日
  • 場所:沼津市戸田
  • 目的:深海生物採集
  • 担当:伊藤 ・ 根本


運が悪すぎる!またもや中止だ。
一緒に乗船させていただき、深海生物採集する予定の深海トロール漁船が、天候悪化のため漁に出られなかった。
これで 2回目の空振りだ・・・ 。

1回目は 2月後半、北田深海リーダーと一緒だった。
天気も良く、午前中気持ち良くトラックで出発!
凍った箱根を避けて熱海、修禅寺を通り峠道を快走!
そして目的地の沼津市の戸田漁港へ到着。
しかし良かった天気は午後には曇りに変わり、風の勢いが増し最終的には嵐に・・・。
出港は午前 3時30分。風は止んだがうねりが消えず、あえなく中止。
うちのリーダーが船に乗ると嵐が来るという噂があるが・・・ 。

3月前半、気を取り直しての 2回目。
組み合わせを換えて、大学の先輩でもある深海チームのご意見番、伊藤さんと出発!
前日は雨だったけれど、回復して良い天気だ!
濃密な会話も弾み戸田港に到着!今回は昼過ぎに出たので、到着は夕方。天気は上々、海も穏やかだ。
不安もなく 9時頃就寝。
3時前に起床し、寒さに負けないためTシャツ、長袖、セーター 2枚、パーカー、ジャンバーと有りったけの服を着込み、その上に上下青いカッパ着て待ち合わせの船着き場に向かった。
「おう、荷物はこれだけか。とりあえず乗れ!」
樽2つと我々 2人は軽トラの荷台に乗せてもらい、船着き場に到着。
いよいよ乗船!通船に乗り、岸壁から離れたトロール漁船に乗り込んだ。エンジンに火が入り、豪快な排気音が響き船は動きだした。
これから10時間を越える船上作業が始まるんだなぁ、と期待と船酔いの不安とで波をボケっと見ていると、「ほらほら!ここ入れ!そこ座って!」と私たちを船室に招き入れてくれた。
ちょっと奥では機械が唸りを上げ、会話もままならないけれど、「兄ちゃんどこ出身だ?」とか「タカアシガニは食ったか?」と漁師さんは気さくに話しかけてくれた。
しばらく楽しく話し、やがて現場海域までの 3時間の移動を休む時間にあてるため、体を固めようとしたとき、船室と外を隔てたシートが開いた。
「反転だと!反転!」
轟音の中から小さく聞こえた。
「はんてん?なんですか?」
と聞いてみると「帰るんだ、なぎが悪いんだと」。
別の船からの連絡で、現場海域のウネリが酷くて操業できないそうだ。
出港後約 20分後の出来事でした。
そのまま宿に戻り朝まで寝て帰って来ました・・・ 。

2連敗、もしかして嵐を呼んでいるのは自分??
次は北田さんと伊藤さんで、3回目に挑みます!

お世話になっている漁船お世話になっている漁船

轟音の船室轟音の船室

とっても優しい気さくな漁師さん方とっても優しい気さくな漁師さん方

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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