2008年04月17日

伊豆・小笠原 明神海丘(9)怒濤の日々 / 根本

  • 期間:2008年4月11日~ 4月17日
  • 場所:伊豆・小笠原 明神海丘
  • 目的:深海生物 調査採集
  • 担当:根本 ・ 杉田


4月17日、清水港に着岸して下船となりました・・・。
今までに無い厳しい航海でした。
いつぞやのトリーター日誌で書いたのですが、私は「この航海では採集した生物の写真を全種類撮影する!」と自分に課題を課したのです。
しかしこれが大変!
やらなければいけない仕事が終ってからの作業になるので、だいたい 23時とか 24時から始まり、終るのが 3時、4時・・・ 。
最終日は 5時半頃から生物をパッキングする作業がありましたので、徹夜になってしまいました。
しかし!きれいな写真も撮れましたので満足です♪

乗船中はパソコンに近付くこともままならない状態になってしまいましたので、下船後に「航海想い出日誌」として続きを書きます。
それではしばしお待ちください。


海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT08-07 「なつしま/ハイパードルフィン」
による伊豆・小笠原 明神海丘 深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

今回一緒に乗船している北里大学海洋生命科学部のホームページも同時にお楽しみください。
 [ 北里大学海洋生命科学部ホームページはこちらから

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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