2008年12月03日

相模湾(1)

  • 期間:2008年12月3日~2008年12月12日
  • 場所:相模湾
  • 目的:シロウリガイをはじめとする深海生物調査
  • 担当:北田


みなさん、こんにちは。
ご無沙汰しております。

きょうはJAMSTECに来ております。
きょうから12日まで「なつしま」に乗船し相模湾の深海調査にいってきます。

実は私、インド洋や富山湾・沖縄や小笠原の深海は見たことがあるものの、相模湾の海底を船上から見るのは初めてなのです。

意外でした。
プランクトンネットを使った別の調査は以前にあったのですが・・・ 。

“えのすい”には身近な相模湾も、深海を覗いてみればまだまだ分からないことだらけです。
この航海でハオリムシやシロウリガイが元気に暮らしているようすを観察し、記録をとって、今後の深海生物の長期飼育に役立ててゆきたいと思っております。

では、いよいよあしたから潜航が始まります!

[きょうの写真]
きょうの出航は、たくさんのJAMSTECの方々に見送っていただきました。

(C)JAMSTEC (C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT08-24 「なつしま/ハイパードルフィン」による相模湾 深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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