本日6日より、えのすいクラゲチーム、小谷野・笠川の2名でJAMSTECの航海調査に同行させていただいています。
乗船している船は、つい先日、北嶋トリーターが相模湾の深海生物調査で乗船していた船と同じJAMSTECの深海調査研究船「かいれい」です。
探査機も同じで、最大潜航深度 7000mまで潜航調査することができる無人探査機「かいこう7000Ⅱ」での調査となります。
普段、このようなJAMSTECの航海は、深海チームのメンバーが参加することが多いのですが、今回の調査はクラゲがメインとなる調査のため、私たちクラゲチームが参加しました。
私は今回が初JAMSTEC航海のため、期待と不安を胸に乗船しましたが、どちらかというとワクワクのほうが大きいです。
きょうは、晴海ふ頭(東京)を出港して、三陸の調査海域を目指します。と思いきや・・・・ 海況が良くないため、千葉の館山沖で停泊する予定です。
結構、船内は揺れています。
きょうは、午前中に研究員のMTG、船内生活についてのレクチャー、「かいこう7000Ⅱ」のオペレーションに関するレクチャーなどを受けました。
酔わないことを願っていたのですが、やはりちょっと、ウッときてしまいお昼ご飯を残してしまいました。
でも、大丈夫です!しばらくしたら平気になり、お腹がすいてきました。
夕方、みんなでブリッジに集合し、金毘羅参拝をしました。
あしたは回航日で調査海域を目指します。
1回目の「かいこう7000Ⅱ」の潜航は8日です。今回の航海は、2回しか潜航する日がないので、どうかどうか、海況が良く無事潜航ができますよう願うばかりです。
神さま、仏さま、金毘羅さま~!!!
(金毘羅さまは海の神さま、船の守り神とされています。)
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)KR12-07JAMSTEC「かいれい/かいこう7000Ⅱ」による三陸岩手沖~北海道南西沖調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。