広島大学の練習船「豊潮丸」の調査航海「黒潮流域のプランクトン・ベントス・ネクトンの分布調査」に参加しています。
5月20日~5月30日 呉から沖縄までの往復です。
どんな生物に出会えるでしょう?
また、さまざまな研究者の方々が乗船されているので、いろいろお話をお伺いするのも、とても楽しみです。
きょうは広島県の呉を朝 8時45分に出航しました。
緊急時の訓練の後、船内の案内をしていただきました。
13時30分 1つ目の観測点 伊予灘でドレッジをおこないました。
上がって来た泥をふるいにかけていくと、ヤマトスナホリムシというダンゴムシのような生物が現れました。
シャーッと泳ぎ回っています。
21時30分ごろ関門海峡を通過しました。
九州西岸を南下し、種子島をめざします。 少し揺れています。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。