2020年01月15日

2020/01/15 鹿児島湾及び周辺海域調査航海(1)航海日誌1日目

  • 期間:2020年1月15日(水)~1月22日(水)
  • 場所:鹿児島湾及び周辺海域
  • 目的:コノハエビはポンペイワームを超える? ~鹿児島熱水噴出域産コノハエビ類の高温耐性に関する研究
  • 担当:八巻


みなさんこんにちは!航海が始まりますよ!
今回の航海は今日から1週間の予定で、調査海域は鹿児島湾周辺、航海日誌は私 八巻がお送りします。
乗船するのは、先日の杉村トリーターと同じ、JAMSTECの東北海洋生態系調査研究船「新青丸」です。
本日は乗船日のため、乗船地となるJAMSTEC横須賀本部へ向かいました。
到着すると、岸壁には今回乗船する「新青丸」がとまっています。


私はこれまでJAMSTECの調査船に何度か乗船したことがありますが、「新青丸」は初めてです。
調査船といえば、船尾に搭載されている巨大な四角い枠、Aフレームと呼ばれる装備が特徴的です。これは無人探査機などの大きな調査機器をデッキから海へ繰り出したり、海からそれらの調査機器を揚収するときに必要なものです。
青く塗られていることが多いJAMSTECの調査船のAフレームですが、「新青丸」のものは船体と同じ白っぽい色で、形も少しメカニックな雰囲気を感じます。
話を聞くと、新青丸の前身となる学術研究船「淡青丸」のボディーカラーの流れをくんでいるそうです。歴史を感じますね。
Aフレームの下には、今回の海底調査に使用する無人探査機「ハイパードルフィン」が見えます。ハイパードルフィンは船上からケーブルを通じて操作する遠隔操作型のロボット、ROV(Remotely Operated Vehicle)と呼ばれるタイプのものです。


出航は14時の予定ですが、1時間前には乗船し、出港を待ちます。
長いように感じましたが、船室に私物を置きにいったり、調査関連の荷物の整理をしたり、一緒に乗船する方や船の方にあいさつをしたりしているうちに、あっという間に1時間が経って、いよいよ出航となりました。
船が岸壁からゆっくりと離れ、いよいよ航海が始まります!
たくさんの方々が岸壁に集まり、手を振って見送ってくださいました。


「新青丸」が出航の合図の汽笛を鳴らすと、となりにとまっていた海底広域研究船「かいめい」も汽笛で返してくれます。


汽笛の音を聞くと、「よし!航海が始まるぞ!」と気分が高揚しますし、気持ちや体も航海モードにシフトし、気合が入ります!
汽笛の音はとても好きで、とても大切な音です。
今日から2日半は鹿児島に向かう回航となります。1週間頑張ります!


JAMSTEC(海洋研究開発機構)KS-20-2 新青丸/ハイパードルフィン 「コノハエビはポンペイワームを超える? ~鹿児島熱水噴出域産コノハエビ類の高温耐性に関する研究」を目的とした調査航海

新江ノ島水族館は、JAMSTECと深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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