みなさんこんにちは!
昨年も実施した「光海丸」さんでの相模湾鯨類目視調査をおこないました。
今回のメンバーは富戸の漁師である石井さん、“えのすい”フィールド調査チームの櫻木、鷲見、花上でした。
相模湾鯨類調査とは?と疑問に思った方は、バックナンバー
[2021/04/02 相模湾の鯨類にせまる!!]
[2021/09/18 相模湾のイルカ・クジラたちに迫る!! パート 2]
をご覧ください。
簡単にいうと、「相模湾にどんな鯨類が、いつ、どれくらい訪れているか」をいろんな方法で調べています。
そして、今回は 8回目の「相模湾鯨類目視調査」です。
過去に東海大学の「青鷹丸」 6回、そして昨年から始めた富戸の「光海丸」での調査が今回で 2回目になりました。
前回の「光海丸」での調査では鯨類を確認することはできませんでした。
ですが、今回は海も穏やかで、ハナゴンドウも周年見ることができるという富戸の漁師の石井さんからの情報もあり、不安と期待が入り混じりながら出航しました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。