2018年08月05日

シロナガスクジラ ストランディング確認

    ◇確認日時
     2018年8月5日(日)
    ◇場所
     鎌倉市長谷(坂ノ下)

    シロナガスクジラ 死亡確認
    性別: オス
    体長: 10m52cm

    波打ち際に座礁している鯨類を確認。
    計測を試みるが、波が高くおおよその体長測定。
    尾ビレ先端は腐敗しているが、全体的な傷は少ない。
    翌 8月5日(月)再調査・計測を実施。
    国立科学博物館主導の調査チームを編成。
    ※ストランディングしたシロナガスクジラを今回のように体系的に調査した事例は国内初。
    国立科学博物館

    浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

    触ってもいいの?

    どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

    “えのすい”はなにをするの?

    打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
    さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

    生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

    浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

    水族館で救護することはあるの?

    どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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