
本種は、ヒドロ虫類らしいシンプルな形と、触手の根元や口柄の鮮やかなオレンジ色が特徴のクラゲです。1900年に記載されており、ヒドロ虫類の中では比較的古くから知られています。ノルウェー、スウェーデン、イギリス、アメリカ、アイスランドなど世界で広く分布しますが、日本ではまだ確認されておりません。
今回展示している本種のクラゲは、2023年にノルウェーで開催された国際ヒドロ虫学会のワークショップの中で、えのすいトリーターが入手したポリプから遊離したものです。3年間の飼育経験から、本種のクラゲは、春から夏までの間にだけポリプから遊離することが分かってきました。寿命は 1か月ほどなので、例年通りであれば今の季節にしか見られません。最大で傘径 5mmほどにまで成長します。
貴重なノルウェー産のクラゲをぜひご覧ください。
[2024/07/12 世界初展示!ノルウェー産のマニアックなヒドロ虫]