
2026年8月8日 早朝、シノノメサカタザメが入網したと漁師さんから緊急の連絡が入りました。 えのすいでのシノノメサカタザメの展示は、2014年7月以来、実に 12年ぶりとなります。
シノノメサカタザメは古くから相模湾でも確認されており、えのすいでも 2005年に平塚で入網した個体を受け入れたことがあります。 ただ、本来は南方の暖かい海域を中心に分布する種で、相模湾では珍しい魚です。
サメと名前がついていますが、砂泥などの海底を好んで遊泳し、甲殻類や貝類、底生魚を捕食するエイの仲間です。
形態は独特で、背びれ前方に棘状の隆起線があり、恐竜をほうふつとさせます。
他のエイ同様、腹部に5対のえら孔がありますが、口と長い鼻腔の形から、他のエイのように笑っているようには見えず、怒っているように見えるかもしれません。
目のすぐ後ろにある大きな噴水孔も特徴的です。
堂々と遊泳する姿も迫力満点ですが、相模湾大水槽内で現在クロヘリメジロザメをパートナー(宿主)にしているコバンザメが、シノノメサカタザメに乗り換えるかどうかも見どころの一つです。