きのう 6月 28日でフンボルトペンギンの「ナイス」が 8歳になりました。

「ナイス」は私がペンギンを担当し始めて 3年目に誕生しました。
自分が孵化から見たペンギンたちの中では 2羽目になります。
「ナイス」は一昨年亡くなった母親の「グー」と、今も健在の父親「トップ」との間に生まれました。当時この 2羽は正式につがいにはなっておらず、子育てができる状況ではなかったため、代わりに「ルビー」と「サニー」によって育てられました。
左から「ルビー」、「サニー」、生後約 2週間の「ナイス」今ではおばあちゃんになった「ルビー」と「サニー」も、この頃はとても精力的に子育てをしてくれていました。(当時から「ルビー」はおばあちゃんでしたが!)
印象深く覚えているのは、当時、「ナイス」が私たちの手から魚を食べるようになり、巣立ちを迎える頃、親もだんだん子育てから離れていきます。しかし「ナイス」はしばらくの間、お腹が空くと「ルビー」と「サニー」のところへ行って魚をねだっていました。
すると「サニー」は、「だめ! もうあげないよ!」と言わんばかりに、突ついて追い返していましたが、「ルビー」はというと、「サニー」が居ないところで(たまたまかもしれませんが)吐き戻した魚を「ナイス」にこっそり与えていました。
まるで、おばあちゃんが孫に「ママには内緒だよ」と言って、お小遣いを渡すかのような、そんな光景をよく目にしていました。
「サニー」は肝っ玉母さんでしたが、「ルビー」からは箱入り娘のように育てられたこともあり、今でも性格は少しわがままなところがあります。自分が気に入らないことがあると、大きな声でよく鳴き、そしていつも大げさです(笑)。
でも「ナイス」の性格がよく表れている一面で、いつもくすっと笑ってしまいます。そんな「ナイス」も今では仲良しの相方「ソラ」と一緒にくらし、繁殖行動も見られるようになりました。私からするといつまでも子どものような「ナイス」ですが、少しずつ大人になっているようです。これからも「ナイス」の成長を温かく見守っていただけたらと思います。




0歳時の「ナイス」