2026年08月20日
トリーター:不破

日々成長

みなさん、はじめまして! 新人えのすいトリーターの不破です。 
4月から3か月の研修を終え、7月から海獣類担当のえのすいトリーターとなりました。
まだまだ慣れないことばかりですが、楽しさで一日があっという間に過ぎていく毎日です。夏も中盤に差し掛かり、みなさまもいろいろな思い出ができたころかと思います。
初めてのえのすいトリーター日誌ということで、トリーター歴 1か月の私が、今どんなことをしているのかを、3つお伝えしようと思います。

一つ目はバンドウイルカの赤ちゃんの行動観察です。
今、イルカショースタジアムのブリーディングプールには、6月 19日に生まれた子イルカがいます。生まれた当初は 24時間つきっきりで観察をしていましたが、子イルカの行動が安定してきたので、今は朝 8時から昼 12時まで行動観察をしています。
この行動観察がトリーターとして最初の仕事でした。さっそく張り切って観察を始めたわけですが、すぐ壁に直面します。
子イルカは実に多彩な行動のオンパレード… 母親の「シリアス」と追いかけっこしたり、一頭で急に全力泳ぎをしたりと、とにかくやんちゃ。元気なことはとてもいいことですが、これが普通のことなのか分からず、不安になりました(子イルカは順調に育っていますのでご安心ください)。新人トリーターには厳しい試練となりました。
みなさんも来場した際は、やんちゃな子イルカを観察してみてください! いろいろな行動を見せてくれると思います。

行動観察しているようす行動観察しているようす

二つ目はコツメカワウソの給餌です。
今はバックヤードで生活している「オモチ」と「カシワ」に、給餌をしています。コツメカワウソの食事量は、自然界では自身の体重の10%ほどの量を食べるといわれています。私たちの普段の食事と比べるとすごい量です。えのすいでは、朝昼夕と 3回に分けてごはんをあげています。ごはんの時間に気づくと、早くしてよといわんばかりにこちらを見つめてきます。いつか、「オモチ」、「カシワ」と共に、みなさんの前に出られることに期待を膨らませています。

「カシワ」に給餌するようす「カシワ」に給餌するようす

三つ目はフンボルトペンギンの「ゲート」です。
ペンギンも一日に 3回給餌をしています。ペンギンたちには階段に一列で並んでもらい、一羽ずつ状態を確認しながら、給餌することもあります。このときにペンギンを送り出す役割を「ゲート」と呼んでいます。
この「ゲート」、ただ一羽ずつ送ればいいというわけではなく、給餌をする順番があります。具体的には、高齢のメス→高齢のオス→メス→オスの順に給餌をしています。つまり、個体を見分けられるのに加えて、雌雄も分からないといけません。「ゲート」を担当し始めて数日、雌雄は覚えられました。しかし、換羽の時期到来! またまた壁に直面です。
換羽の時期になると、全身がもこもことして、普段とは見た目が大きく異なります。そして、換羽中は体重が増え、個体識別用のタグがきつくなってしまうため外しています。タグのヒントを頼りに見分けていたため、より見分けるのが難しくなってしまいました。しかし、それぞれの見た目の特徴を覚えるチャンスでもあります。タグが無くても全羽見分けられるように頑張ります。一年に一回の換羽の季節、一味違った見た目のペンギンたちに会いにきてください。

「ゲート」のようす「ゲート」のようす

新人トリーターとして今おこなっていることを紹介しました。どれも始まったばかり、日々勉強中です。これからもっと成長できるよう、頑張っていきます!

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