2026年10月18日
トリーター:霜鳥

ゆとりをもって

10月になりました。
夏休みも終わり、9月のシルバーウィークも終わり、館内は少し落ち着いているような雰囲気がします。
平日の午前中には遠足団体のお客さまが多くいらっしゃいますが、夕方になるとぐっとお客さまが少なくなり、この時期はゆっくりと水槽をご覧いただくことができると思います。

そんなときにはぜひ、どこかひとつ、水槽の前で足を止めて、ふだんあまり見ないような生き物にも注目してみてはいかがでしょうか。

えのすいに入場してすぐのフォトコーナーの目の前にある水槽「相模湾ゾーン 相模湾大水槽 潮だまり(タイドプール)」では、現在多数のウミシダ類をご覧いただくことができます。

植物のようにみえますが、ヒトデやウニなどと同じ、棘皮きょくひ動物の仲間です。
ごはんの時間になると、もぞもぞと動いていたり、私も休み明けにふと見てみると、大きく居場所を変えたりしていることもあります。
いつの間に移動したんだと、少し驚かされます。

今朝はアミウツボと良い感じのショットが撮れました。

アミウツボとニッポンウミシダアミウツボとニッポンウミシダ

同じ水槽にいるハナミノカサゴも、なんとなく寄り添っていることが多いです。

ハナミノカサゴとニッポンウミシダハナミノカサゴとニッポンウミシダコマチガニの仲間コマチガニの仲間

ときにはこんな隠れキャラを見つけることも。
ウミシダに隠れてくらすカニの仲間です。

すいすい泳ぐ魚もとっても魅力的ですが、ウミシダのようにゆったりと動く生き物たちをみていると、自分の心もそんな時間の流れに取り込まれていくような感覚になります。
私もここのところ、ばたばたと忙しい日を送っていたのですが、そんな時こそゆとりをもって、生き物に向き合っていきたいなと、改めて思いました。

みなさまもぜひ、動きの少ない生き物にも注目して、ゆっくりと水槽の中を観察してみてください。
何か面白い気づきが得られるかもしれませんよ。

相模湾ゾーン

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