浦﨑です!
今回は 2026年 5月 7日に実施した相模湾鯨類調査で出会ったハナゴンドウについてご紹介します! 詳しい調査のようすは フィールド調査 に掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください!
個体識別とは、体の特徴をもとに、一頭一頭を見分けることです。鯨類の場合、背びれの形や傷、体表の模様などを手がかりに識別をおこないます。
相模湾で出会ったハナゴンドウたちも、一見するとみんな同じように見えますが、実はそれぞれ違いがあります。背びれの欠け方や傷の位置などを確認しながら、一個体ずつ記録し、番号をつけています。
昨年度の調査では、ハナゴンドウに 4回出会うことができましたが、これらはすべて別の群れであることがわかっています。現在までに識別されている個体は、37頭!
今回も撮影した写真データとにらめっこしながら、一頭ずつ丁寧に確認し、データの整理を進めます。
今回も見分けやすい、特徴のある個体がいたので少しご紹介。
まずはこちら。↓

注目してもらいたのは背びれの先端。

先端部分だけ折れ曲がっています。

真後ろから見ると、さらに分かりやすいですね。この個体は、出港してすぐに出会った群れの1頭で、ジャンプをしながら、色んな方向へ方向転換しながら泳いでいて、とても活発な姿を見せてくれました。
続いてはこちら。↓

こちらも特徴的な背びれ。先端だけが がたがたに欠けています。
この個体は午後に出会った群れ。午前中の群れとは打って変わって、まったり穏やかに過ごしているようで動きもゆっくり。休息中だったのでしょうか、背びれ以外の体の模様はなかなか見れません。
その中でも、体も見えて、背びれもとっても特徴的だった個体がこちら。↓


この大きな欠けのある背びれは、船の上からでも分かるくらい特徴的でした! そしてまだ若い個体なのか、あまり体に傷がなく、全体的に黒っぽいのも特徴的です。
今年度の調査の楽しみの一つは、昨年度に識別したハナゴンドウの群れに再び出会えるかどうか! 今回は、どの群れとも再会とはならず、新しく出会った群れでしたが、今年度の調査はまだ始まったばかり。今後の調査も楽しみです。
次回の調査は 7月中旬予定! みなさまに良い報告ができるように、頑張ってまいります!