昨年度からさまざまな生物の繁殖に取り組んでいます。
これまで私は、マンジュウイシモチやアマノガワテンジクダイなどの繁殖を報告してきましたが、最近ようやく育ててきた赤ちゃんが展示できましたので報告です。
今回、展示を開始したのはミヤコイシモチです。これまでと同様、雄が卵をくわえて孵化するまで守る魚です。
卵は早めに回収して、自分たちで孵化させます。その理由としては、途中で雄が卵を食べてしまうこともあるためです。採卵当日の卵は油球が卵割し始めており、ここから徐々に魚の形へと変っていきます。
ミヤコイシモチ採卵日当日孵化した仔魚は半透明で、親の姿とは似ても似つかない姿です。初めは口も小さいため、餌もシオミズツボワムシを与えます。仔魚の周りに写っているのがシオミズヅボワムシです。
孵化仔魚このころは目まぐるしく姿が変化してきます。孵化後11日目では大きな口を蓄えて、体もしっかりしたように見えます。頭でっかちに見えますね。
孵化11日目さらにさらに孵化後 1か月が経つと、形は親と同じ形となります。うっすらと体の色も茶色みを帯び始め、背びれにはくっきりと模様が入るようになります。
孵化 1か月目現在は孵化後 7か月経った赤ちゃんたちを展示しています。色も親と変わらず、そのままの見た目をしています。もう赤ちゃんという表現も違うような立派な姿を見ることができますので、同じ水槽にいる親個体とその大きさの違いも見てみてください。
孵化 7か月目