
今朝はカピバラの体重測定でした。
世界最大のネズミということで、1日に 3~ 4kgのごはんを食べて体重も40kg位ありますが、トレーニングのおかげでおとなしく体重計の上でお座りしてくれます。

私が小学生の頃(昭和40年代)は、ハツカネズミを飼っている友だちだらけでした。
街中では、オウムを肩に乗せて歩いてる方や、チンパンジーの子を連れて買い物をしてる方などは普通に見かけたものです。ですので、「ネズミみたいにちょろちょろして!」と言われても素直に伝わりましたが、今の方に「ネズミみたいに・・」と言っても、イメージが湧きにくいと思います。
先日、カピバラのオス「ココロ」がごはんをねだって、足にしがみついてきましたが、握力があって、南米の自然の中では器用に前肢を使ってるのだろうと想像できましたし、やっぱりネズミなんだなとも思いました。
私の年代でネズミといえばパニック映画が、頭に思い浮かぶのですが、飼育で携わるだけ、頭の良さも分かってきました。
私には一回ですがお手をしてくれたので・・。

しかし、「ココロ」と「ヒナタ」はもうすぐ、別の施設に移動します。
当館では定期健康診断から、2種の乾草を組み合わせたベッドメイクまでして、飼育してきたので、平均寿命を大きく上回っていく勢いです。
どうか達者で、楽しく暮らしてほしいものです!