台風が来て、若干の涼しさを感じるここ数日ですが来週からは 37℃というお風呂並みの
気温が並んでいます‥。
私もこの夏ですでに 2回ほど体調を崩してしまいました。
健康が一番‥と切実に感じるきょうこのごろです。みなさまもお気をつけくださいませ‥!
私の担当している相模湾ゾーン 相模の海の水槽群 海岸水槽 「干潟」、6月にほんの少しだけ葦(あし)を植えました! 的な内容のトリーター日誌を書いたのですが少しずつ進化していっています‥!
トリーター日誌のタイトル「がんばれ」は葦に向けてと、植物を育てるのが苦手な「私」に対してです。枯れないように、枯らさないようにがんばれ・・!
葦は屋外で育てていると問題なく成長しているように見えるのですが、干潟の水槽に植えるとことごとく枯れていくので、まず屋外で塩分耐性を見てみました。
海水だとすぐ枯れ始め、汽水だとなんとなーく枯れ始め、真水だと枯れずに元気でした。
太陽光の下では青々としているのは言わずもがな、です。ライトはもっと光量のあるものに変更する予定があるのですが、すぐには改善できません。
なので塩分対策から始めようということで、葦が干潟の水槽の海水に浸からないようにコンテナを埋め、コンテナの中にさらに小分けの容器を入れ、その中に葦を植えました。これにより、海水も入らないのと、調子が悪くなった際に別の葦と交換が容易です。
光量不足の影響は多少ありますが、今までで一番保てているような気がします‥!
あ、あんまり枯れていませんよね??
ちなみに以前海水が入り込んでしまったときの葦のようす。
あ、あっけなく 4日で枯れ枯れに‥。
今は真ん中部分がほとんど本物の葦なので、これまた今までで一番本物の葦が植わっています!
もっともっと葦を増やして、維持できるよう改善していきます。
あと、こんなこともやってみています。
干潟に行くと必ず見る鳥の足跡。当たり前過ぎて、今まで見過ごしていました。写真すらちゃんと撮っていませんでした。
まだ試作段階で本物の鳥の足跡ではないですが、鳥の足型スタンプがつくだけで干潟の雰囲気アップです! こちらも今後は干潟に来る鳥の本物の足型をとってスタンプできるよう進めています。
今後は干潟の環境音(鳥の鳴き声、葦原のさわさわ)を流してみたり、葦原が風に揺れるようすを再現できたらいいなぁと考えています。
みなさんも干潟の水槽を見た際は生き物に加えて、本物の葦と鳥の足跡スタンプ、探してみてくださいね。